毎月の請求書作成に時間がかかり、郵送や入金確認の手作業に追われていませんか。請求書発行システムを導入すれば、請求書の作成・送付・入金管理までを電子化し、インボイス制度にも対応した効率的な請求業務を実現できます。
本記事では、主要な請求書発行システム8サービスを料金・機能・対象規模の観点から比較したうえで、請求書発行システムの基礎知識・タイプ・選び方・料金相場・よくある質問まで解説します。
請求書発行システムのおすすめ比較表
無料プランで始められるものから、入金消込・督促まで自動化する高機能なものまで特色が分かれます。発行枚数と業務範囲に合わせて検討しましょう。
| サービス | 月額費用 | 初期費用 | 無料トライアル | 資料 |
|---|---|---|---|---|
楽楽明細
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27,500円〜 | 110,000円〜 | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
|
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900円〜 | 0円 | あり(1か月・クレカ不要) | 資料請求ページ |
BtoBプラットフォーム 請求書
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0円〜(無料プランあり) | 0円〜(無料プランあり) | あり | 資料請求ページ |
Misoca
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0円〜(無料プランあり) | 0円 | あり | 資料請求ページ |
freee請求書
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0円〜(無料プランあり) | 0円 | あり | 資料請求ページ |
invoiceAgent 電子取引
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45,000円〜 | 200,000円〜 | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
TOKIUMインボイス
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60,000円〜 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
請求管理ロボ
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39,600円〜 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
請求書発行システムとは
請求書発行システムとは、請求書の作成・送付・管理をオンラインで完結できるシステムです。Web発行・メール送付・郵送代行など複数の送付方法に対応し、インボイス制度に対応した適格請求書の発行もサポートします。
Excelや紙で請求書を作成していると、宛先ごとのフォーマット調整や郵送の手間、入金確認の突き合わせ作業に多くの時間がかかります。請求書発行システムを使えば、基幹システムのデータを取り込んで自動で請求書を生成し、会計ソフトへの連携まで一気通貫で行えます。
請求書発行システムの主な機能
- 請求書の自動生成:基幹システムや会計ソフトのデータから請求書を自動作成
- 複数の送付方法:Web発行・メール送付・郵送代行に対応
- インボイス制度対応:適格請求書(インボイス)の発行要件を満たす様式に対応
- 入金消込・督促:入金状況の確認と未入金への督促通知の自動化
- 会計ソフト連携:発行した請求書データを会計処理へ自動反映
- 電子帳簿保存法対応:請求書データの電子保存要件に対応
請求書発行システムのタイプ
大量発行・郵送代行型
基幹システムのデータを取り込み、大量の請求書をWeb発行・メール・郵送に自動振り分けするタイプです。楽楽明細のように、請求書だけでなく納品書・支払明細など各種帳票に対応するツールが該当します。
バックオフィス統合型
請求書発行だけでなく、会計処理までシームレスに連携するタイプです。マネーフォワード クラウド請求書やfreee請求書のように、同一シリーズの会計ソフトと連携できるツールが該当します。
取引先ネットワーク型
発行側・受取側の双方が同じプラットフォームを利用することで、請求書のやり取り自体を電子化するタイプです。BtoBプラットフォーム 請求書のように、利用社数が多く取引先に電子化を依頼しやすいツールが該当します。
入金管理・督促自動化型
請求書発行にとどまらず、入金消込や督促通知までを自動化するタイプです。請求管理ロボやTOKIUMインボイスのように、経理業務全体の工数削減を目指すツールが該当します。
請求書発行システムの選び方4つのポイント
1. 発行枚数と送付方法
月間の発行枚数や、郵送・メールなど必要な送付方法によって、適したプランが異なります。
2. インボイス制度・電子帳簿保存法への対応
適格請求書の発行要件や、電子データの保存要件を満たしているかを確認しましょう。
3. 会計ソフトとの連携
発行した請求書データを会計処理へ自動連携できれば、経理業務全体の効率化につながります。
4. 入金管理まで自動化したいか
入金消込や督促通知まで自動化したい場合は、請求管理ロボのような入金管理特化型を検討しましょう。
おすすめ請求書発行システム8選
ここからは、比較表で取り上げた8サービスの特徴を個別に解説します。
楽楽明細|大量発行・郵送代行に強み
楽楽明細
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 110,000円〜
- 月額費用
- 27,500円〜
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 基幹システムのデータ取込でWeb発行・メール・郵送を自動振り分け
- 請求書だけでなく納品書・支払明細など各種帳票に対応
- 郵送代行は1通217.8円〜、大量発行に強い
株式会社ラクスが提供する請求書発行システムです。基幹システムのデータ取込でWeb発行・メール・郵送を自動振り分けし、請求書だけでなく納品書・支払明細など各種帳票に対応します。郵送代行は1通217.8円からです。
こんな企業におすすめ:請求書に加え納品書・支払明細も大量に発行する企業
マネーフォワード クラウド請求書|会計処理まで自動連携
マネーフォワード クラウド請求書
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 900円〜
- 無料トライアル
- あり(1か月・クレカ不要)
- 最短導入
- 要問い合わせ
- マネーフォワードの会計・経費精算ソフトと連携し会計処理まで自動反映
- 個人事業主・副業向け(月額900円〜)と法人向け(月額2,480円〜)の両プラン
- クレジットカード登録不要で1か月の無料お試しが可能
株式会社マネーフォワードが提供する請求書発行システムです。同社の会計・経費精算ソフトと連携し会計処理まで自動反映します。個人事業主・副業向けと法人向けの両プランがあり、1か月の無料お試しが可能です。
こんな企業におすすめ:マネーフォワードの他製品とあわせてバックオフィスを統合したい企業
BtoBプラットフォーム 請求書|国内シェアNo.1の取引先ネットワーク
BtoBプラットフォーム 請求書
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円〜(無料プランあり)
- 月額費用
- 0円〜(無料プランあり)
- 無料トライアル
- あり
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 利用社数110万社以上、国内シェアNo.1の実績
- 取引先(受け取る側)は無料で利用でき電子化を依頼しやすい
- 自社発行にも無料プランがあり通数に応じて有料プランへ移行可能
株式会社インフォマートが提供する請求書発行システムです。利用社数110万社以上、国内シェアNo.1の実績があり、取引先(受け取る側)は無料で利用できるため電子化を依頼しやすいのが特徴です。
こんな企業におすすめ:取引先を含めた請求書のやり取り全体を電子化したい企業
Misoca|弥生シリーズとの連携
Misoca
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 0円〜(無料プランあり)
- 無料トライアル
- あり
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 月10通までの発行ならずっと無料で使えるプランを用意
- 月間発行枚数に応じた4段階の料金プラン(15/100/1000通)
- 弥生会計・弥生の青色申告オンラインとスムーズに連携
弥生株式会社が提供する請求書発行システムです。月10通までの発行ならずっと無料で使えるプランがあり、月間発行枚数に応じた4段階の料金プランを用意しています。弥生会計・弥生の青色申告オンラインと連携できます。
こんな企業におすすめ:発行枚数が少なく、まず無料で請求書発行を始めたい個人事業主
freee請求書|freee会計と同一基盤
freee請求書
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 0円〜(無料プランあり)
- 無料トライアル
- あり
- 最短導入
- 要問い合わせ
- freee会計と同基盤で請求書データを会計処理まで自動連携
- 無料プランがあり、有料プランは月額1,980円から
- インボイス制度に対応した適格請求書を標準でサポート
フリー株式会社が提供する請求書発行システムです。freee会計と同基盤で請求書データを会計処理まで自動連携でき、インボイス制度に対応した適格請求書も標準サポートしています。無料プランもあります。
こんな企業におすすめ:freee会計を利用している(または検討中の)企業
invoiceAgent 電子取引|帳票基盤ツールとの連携
invoiceAgent 電子取引
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 200,000円〜
- 月額費用
- 45,000円〜
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 帳票基盤ツールSVFの技術をベースに大量の請求書を自動生成・配信
- 既存の基幹システムからの帳票出力と連携しやすい
- 電子契約・文書管理ソリューションとあわせた導入が可能
ウイングアーク1st株式会社が提供する請求書発行システムです。帳票基盤ツールSVFの技術をベースに大量の請求書を自動生成・配信でき、既存の基幹システムからの帳票出力とも連携しやすい設計です。
こんな企業におすすめ:既存の基幹システムの帳票出力と連携させたい企業
TOKIUMインボイス|請求書のデータ入力を代行
TOKIUMインボイス
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要問い合わせ
- 月額費用
- 60,000円〜
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 取引先から届く請求書をオペレーターが入力代行しデータ化
- ユーザー数無制限、請求書件数ベースの従量課金
- 電子帳簿保存法の要件を満たした保管に対応
株式会社TOKIUMが提供する請求書関連システムです。取引先から届く請求書をオペレーターが入力代行しデータ化します。ユーザー数無制限で請求書件数ベースの従量課金、電子帳簿保存法の要件を満たした保管にも対応します。
こんな企業におすすめ:受け取る請求書のデータ入力工数を削減したい企業
請求管理ロボ|入金消込・督促まで自動化
請求管理ロボ
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要問い合わせ
- 月額費用
- 39,600円〜
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 請求書発行だけでなく入金消込・督促通知までを自動化
- 会計ソフトとの連携で経理業務全体の工数を削減
- ライト・スタンダード・プロフェッショナルの3段階プラン
株式会社ROBOT PAYMENTが提供する請求書発行システムです。請求書発行だけでなく入金消込・督促通知までを自動化でき、会計ソフトとの連携で経理業務全体の工数を削減します。3段階のプランがあります。
こんな企業におすすめ:請求書発行から入金管理まで一気通貫で自動化したい企業
請求書発行システムの料金相場
今回比較した8サービスの実勢価格をもとにすると、料金の目安は次のとおりです(2026年時点の調査)。
- 無料〜低価格帯:Misoca、freee請求書、BtoBプラットフォーム 請求書のように無料プランがある
- 中価格帯:マネーフォワード クラウド請求書のように月額900円程度から
- 大量発行・入金管理型:楽楽明細、請求管理ロボ、TOKIUMインボイスなど月額27,500〜60,000円程度から
- 基盤連携型:invoiceAgent 電子取引のように月額45,000円程度から
多くのツールが発行枚数や取引先数に応じた料金体系のため、月間の発行枚数を整理してから見積もりを比較しましょう。
請求書発行システム導入の流れ
- 現状の請求業務の棚卸し:発行枚数・送付方法・入金確認の方法を整理する
- 候補の絞り込みと資料請求:発行枚数・インボイス対応・料金体系で2〜3サービスに絞る
- トライアル導入:一部の取引先から試験的に電子請求書へ切り替える
- 全社展開と運用ルールの整備:会計ソフト連携を設定し全社に展開する
請求書発行システムに関するよくある質問
Q. 請求書発行システムの料金相場はどのくらいですか?
無料プランから利用できるツールもありますが、有料プランは月額900〜60,000円程度と幅があります。発行枚数や機能範囲によって料金が変動します。
Q. インボイス制度に対応していますか?
主要な請求書発行システムはインボイス制度に対応した適格請求書の発行をサポートしています。導入時に自社の請求書フォーマットが要件を満たすか確認しましょう。
Q. 郵送での発行にも対応していますか?
楽楽明細のように、Web発行・メール・郵送を自動振り分けできるツールがあります。取引先がまだ電子化に対応していない場合も、郵送代行サービスで対応できます。
Q. 入金確認や督促まで自動化できますか?
請求管理ロボのように、入金消込や督促通知まで自動化できるツールがあります。経理業務全体の工数を削減したい場合はこうしたツールを検討しましょう。
まとめ
請求書発行システムは、(1)発行枚数と送付方法、(2)インボイス制度・電子帳簿保存法への対応、(3)会計ソフトとの連携、(4)入金管理の自動化の4点を軸に選ぶことが失敗しないコツです。大量発行・郵送代行には楽楽明細、会計処理と統合するならマネーフォワード クラウド請求書やfreee請求書、取引先ネットワークを活用するならBtoBプラットフォーム 請求書、入金管理まで自動化するなら請求管理ロボが有力候補です。まずは気になる複数サービスの資料を取り寄せて比較しましょう。