グループウェアの費用相場は?10社の料金で解説

グループウェアの費用は「1ユーザーあたり月額数百円から」と紹介されがちですが、実際の請求額は利用人数・最低契約ユーザー数・ストレージ容量・オプション機能の組み合わせで決まります。同じ50名の組織でも、選ぶ製品によって月額は1万円台から5万円台まで開きます。

この記事では、SmartSpaceに掲載しているグループウェア10製品の公開料金をもとに、費用の内訳・料金体系の4タイプ・利用人数別のシミュレーション・見落としがちな追加費用・コストを抑える視点を整理します。金額はすべて2026年8月時点の各社公式サイトの表記に基づく参考値です。

グループウェアの費用の内訳

グループウェアの費用は、初期費用・月額のユーザー課金・オプション費用・サポートやカスタマイズの費用の4つに分かれます。総額の大部分を占めるのは、ユーザー単価に人数を掛けた月額です。

初期費用は0円または要見積もり

初期費用を0円と明記しているのは、調査した10製品のうち4製品(サイボウズ Office、Garoon、desknet’s NEO、J-MOTTO グループウェア)です。J-MOTTO グループウェアは入会金も無料としています。残る6製品(Google Workspace、Microsoft 365 Business、LINE WORKS、NI Collabo 360、POWER EGG 3.0、GroupSession)は、公式サイト上で初期費用の記載がないか要見積もりでした。

月額のユーザー課金は1人220円〜3,298円

1ユーザーあたりの月額は、220円(税込)から3,298円(税抜)まで分布しています。国産の情報共有特化型が低価格帯に、統合オフィススイート型が高価格帯に位置する傾向があります。

価格帯(1ユーザー月額) 該当する製品・プラン例(2026年8月時点)
200円台〜500円台 J-MOTTO グループウェア(220円・税込〜)、GroupSession byCloud スマートプラン(300円・税別)、NI Collabo 360 クラウド版(360円)、LINE WORKS スタンダード(450円・年額契約・税抜)、POWER EGG 3.0 グループウェア(500円/1〜200ユーザー)
600円台〜1,000円 サイボウズ Office スタンダードコース(600円)、desknet’s NEO クラウド版(600円〜)、Google Workspace Business Starter(800円・年契約)、LINE WORKS アドバンスト(800円・年額契約・税抜)、Garoon クラウド版(900円〜)、サイボウズ Office プレミアムコース(1,000円)
1,000円超 Microsoft 365 Business Basic(1,049円・税抜)、Google Workspace Business Standard(1,600円)、Microsoft 365 Business Standard(2,098円・税抜)、Microsoft 365 Business Premium(3,298円・税抜)

価格差は機能範囲の差でもあります。Microsoft 365 BusinessやGoogle Workspaceは法人メール・オンラインストレージ・Officeアプリまで含んだ料金で、国産グループウェアはスケジュール・掲示板・ワークフローに機能を絞っているため単価が抑えられています。単価だけを並べても比較にならない点に注意してください。

オプション費用は機能単位の追加課金

基本機能に加えて、ワークフローやWebデータベースを機能単位で追加できる製品があります。POWER EGG 3.0は、グループウェア(1ユーザー月額500円)とは別に、汎用申請ワークフロー(同550円)、Webデータベース(同650円)を機能ごとに契約する体系です(いずれも1〜200ユーザーの単価)。

サポート・カスタマイズ費用は要見積もりが中心

サポート費用を金額で公開している製品はほとんどありません。J-MOTTO グループウェアは、一般ユーザーも使える電話・メール・チャットのサポートを無償で提供すると記載しています。既存のメールや勤怠システムとの連携、組織階層に合わせた初期設定を外部に依頼する場合は、月額とは別に一時費用が発生します。自社で行う範囲とベンダーに依頼する範囲を、見積もり段階で切り分けておくのが確実です。

※料金は2026年8月時点の調査に基づく参考値です。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。

グループウェアの料金体系4タイプ

料金体系は、ユーザー単価×人数型・定員パック型・基本料金+ユーザー課金型・買い切り型の4タイプに分かれます。利用人数と、その人数が今後どう変わるかで有利なタイプが変わります。

ユーザー単価×人数型

1ユーザーあたりの単価に利用人数を掛けて月額が決まる、最も一般的な方式です。サイボウズ Office、Garoon、desknet’s NEO、Google Workspace、Microsoft 365 Business、LINE WORKS、NI Collabo 360、GroupSession(byCloud)が該当します。計算が単純で予算化しやすい一方、人数が増えるほど費用も比例して伸びます。

サイボウズ Office のサイト画面

サイボウズ Office

★★★★★★★★★★
初期費用
0円
月額費用
600円〜
無料トライアル
あり
最短導入
要問い合わせ
  • スケジュール・掲示板・ファイル管理・ワークフローを一つに統合
  • 5ユーザー・最短1か月からの手軽な契約
  • モバイル版アプリを追加料金なしで利用可能

定員パック型

「◯ユーザーまで一律いくら」という定員単位で課金する方式です。J-MOTTO グループウェアが該当し、スタンダードプランは20ユーザーまで月額4,400円(税込)、超過分は10ユーザーごとに1,650円(税込)を加算します。ライトプランは10ユーザーまで年額22,000円(税込)です。定員の枠内なら人数が増えても月額が変わらないため、20名前後の組織では1人あたりの実質単価が低く抑えられます。

J-MOTTO グループウェア のサイト画面

J-MOTTO グループウェア

★★★★★★★★★★
初期費用
0円(入会金無料)
月額費用
1ユーザー月額220円(税込)〜
無料トライアル
あり(最大3か月)
最短導入
最短即日
  • desknet's NEOをベースにした25種類以上の機能を利用できる
  • 1ユーザー月額220円(税込)・入会金無料の低価格な料金体系
  • 一般ユーザーも使える電話・メール・チャットの無償サポート

基本料金+ユーザー課金型

ユーザー数にかかわらず発生する基本料金に、人数分の料金を加える方式です。POWER EGG 3.0が該当し、サービス基本使用料が月額10,000円、これに機能ごとのユーザー単価が加算されます。少人数では割高になり、人数が増えるほど基本料金の重みが薄まる体系です。

買い切り型・自社サーバー型

ライセンスを購入して自社サーバーにインストールする方式です。NI Collabo 360のパッケージ版は10ユーザー58,000円〜の買取価格、GroupSessionは自社サーバーにインストールできる無料版を公開しています。月額が発生しない一方、サーバーの調達・運用・バックアップ・セキュリティ対策を自社で担う必要があります。

無料プラン・無料トライアルの条件

無料で試せる範囲は製品によって差があります。

製品 無料で使える範囲(2026年8月時点)
LINE WORKS フリープラン:ユーザー数30人まで、ストレージ5GBまで。30日間の無料トライアルも提供
GroupSession 無料版:自社サーバーにインストールして利用。クラウド版は30日間の無料トライアル
J-MOTTO グループウェア 最大3か月の無料トライアル
Garoon 30日間の無料試用(設定は契約後にそのまま引き継ぎ可能)
Microsoft 365 Business 1か月の無料トライアル
NI Collabo 360/POWER EGG 3.0 30日間の無料トライアル
サイボウズ Office/Google Workspace 無料トライアルあり
desknet’s NEO 要見積もり

利用人数別の費用シミュレーション

グループウェアの費用は、利用人数を確定させてから試算すると比較しやすくなります。10名・50名・300名の3パターンで、公開料金から算出した月額の目安を示します。

10名(小規模・1部署)の費用目安

10名の場合、月額0円〜15,000円程度が目安です。

製品 使用プラン 月額の目安 内訳
LINE WORKS フリープラン 0円 30人・ストレージ5GBまで無料
J-MOTTO グループウェア ライトプラン(年払い) 約1,833円(税込) 10ユーザーまで年額22,000円を12か月で按分
GroupSession byCloud スマートプラン 3,000円(税別) 300円×10名
NI Collabo 360 クラウド版 3,600円 360円×10名
LINE WORKS スタンダード 4,500円(税抜) 450円×10名(年額契約)
サイボウズ Office スタンダードコース 6,000円 600円×10名
desknet’s NEO クラウド版 6,000円〜 600円×10名(5ユーザーから契約可能)
Google Workspace Business Starter 8,000円 800円×10名(年契約)
Garoon クラウド版 9,000円〜 900円×10名(最低10ユーザー)
Microsoft 365 Business Business Basic 10,490円(税抜) 1,049円×10名(年間サブスクリプション)
POWER EGG 3.0 基本使用料+グループウェア 15,000円 基本10,000円+500円×10名

10名規模では、基本料金の有無が総額に直結します。基本使用料が固定でかかる体系や、定員パック型の枠を大きく下回る契約は割高になりやすい点に注意してください。

50名(中規模・全社導入)の費用目安

50名の場合、月額9,000円〜52,000円程度が目安です。1ユーザー単価の差が50倍になって効いてきます。

製品 使用プラン 月額の目安 内訳
J-MOTTO グループウェア スタンダードプラン(月払い) 9,350円(税込) 20ユーザーまで4,400円+10ユーザーごと1,650円×3
GroupSession byCloud スマートプラン 15,000円(税別) 300円×50名
NI Collabo 360 クラウド版 18,000円 360円×50名
LINE WORKS スタンダード 22,500円(税抜) 450円×50名(年額契約)
サイボウズ Office スタンダードコース 30,000円 600円×50名
desknet’s NEO クラウド版 30,000円〜 600円×50名
POWER EGG 3.0 基本使用料+グループウェア 35,000円 基本10,000円+500円×50名
Google Workspace Business Starter 40,000円 800円×50名(年契約)
Garoon クラウド版 45,000円〜 900円×50名
Microsoft 365 Business Business Basic 52,450円(税抜) 1,049円×50名

J-MOTTO グループウェアのスタンダードプランはディスク容量が300MBまでのため、ファイル共有を主用途にするなら容量の追加が前提になります。低単価の製品はストレージ容量や機能範囲に条件が付くことが多く、月額だけでの比較はおすすめできません。

300名(大規模・複数拠点)の費用目安

300名の場合、月額90,000円〜315,000円程度が目安です。年間では100万円〜370万円規模になり、単価100円の差が年36万円の差になります。

製品 使用プラン 月額の目安 内訳
GroupSession byCloud スマートプラン 90,000円(税別) 300円×300名
NI Collabo 360 クラウド版 108,000円 360円×300名
LINE WORKS スタンダード 135,000円(税抜) 450円×300名(年額契約)
サイボウズ Office スタンダードコース 180,000円 600円×300名
desknet’s NEO クラウド版 180,000円〜 600円×300名
Google Workspace Business Starter 240,000円 800円×300名(年契約)
Garoon クラウド版 270,000円〜 900円×300名
Microsoft 365 Business Business Basic 314,700円(税抜) 1,049円×300名
POWER EGG 3.0 基本使用料+グループウェア 要見積もり 201〜1,000ユーザーの単価は非公開(1,001ユーザー以上は300円)

300名規模では、ボリュームディスカウントの有無が総額を左右します。

試算の前提と読み方

上記の試算は、各社の最も安いグループウェア用プランを使い、税表記は公式表記のまま、年額契約が前提のプラン(Google Workspace、Microsoft 365 Business、LINE WORKS)は年額契約時の単価で算出しています。オプション機能・ストレージ追加・導入支援費用は含みません。最低契約ユーザー数(Garoonは10ユーザー、サイボウズ Officeとdesknet’s NEOは5ユーザー)を下回る人数では契約できない場合があります。

自社で試算する際は「利用人数 × 1ユーザー単価(+基本料金)」で概算を出し、ストレージ追加分と必要なオプション機能の単価を上乗せしてください。アカウントを配る対象を正社員のみとするか、パート・アルバイトや業務委託まで含めるかで人数が大きく変わるため、対象範囲を先に決めておくと精度が上がります。

※上記は2026年8月時点の公開料金をもとにした参考値です。実際の契約条件は見積もりでご確認ください。

見落としがちな追加費用と契約条件

想定より費用がかさむ原因は、最低契約ユーザー数・ストレージ容量・税表記や支払サイクルの差・オプション機能の積み上げ・自社サーバー運用の負担の5点にあります。

最低契約ユーザー数の設定

最低契約ユーザー数を下回る人数では契約できない、あるいは最低人数分の料金が発生する製品があります。Garoonはクラウド版で最低10ユーザーから、サイボウズ Officeとdesknet’s NEOは5ユーザーからと公表しています。3名の部署で試験導入したい場合でも、最低人数分の請求になります。desknet’s NEOは5ユーザーから1ユーザー単位で契約可能かつ最低利用期間1か月としており、少人数から始めたい場合は追加・削減の単位もあわせてご確認ください。

ストレージ容量の超過と追加費用

グループウェアはファイル共有に使われるため、運用年数に応じて容量が増えていきます。J-MOTTO グループウェアはスタンダードプランで300MBまで、ライトプランで100MBまでと明記しています。Google Workspace Business Starterは1ユーザーあたり30GB、Business Standardは2TB、Microsoft 365 Business Basicは1TBのストレージを含みます。容量の考え方が製品ごとに大きく異なるため、現在の共有フォルダ使用量と年間の増加ペースを確認したうえでプランを選ぶと、途中でのプラン変更を避けられます。

税込表記・税抜表記と支払サイクルの差

税表記と支払サイクルは製品ごとに異なります。J-MOTTO グループウェアは税込、GroupSessionは税別、Microsoft 365 BusinessとLINE WORKSは税抜と明記しています。支払サイクルの差も小さくありません。LINE WORKSはスタンダードが年額契約で1ユーザー月額450円、月額契約では540円と公開しており、月払いにすると2割高くなります。J-MOTTO グループウェアは年払いで2か月分の割引が適用されると記載しています。

オプション機能を積み上げたときの単価

必要な機能を追加していくと、当初の見積もりから単価が大きく変わります。POWER EGG 3.0でグループウェア(500円)・汎用申請ワークフロー(550円)・Webデータベース(650円)の3機能を契約すると1ユーザーあたり1,700円となり、基本使用料10,000円が加わって50名なら月額95,000円の計算です。比較の際は自社が実際に使う機能の組み合わせで見積もりを取ってください。標準機能の範囲も製品ごとに異なり、desknet’s NEOは27種類以上、J-MOTTO グループウェアは25種類以上の機能を標準で利用できると公表しています。

自社サーバー型・買い切り型の総保有コスト

無料版や買い切り型は、ライセンス費用が0円または一括払いで済む一方、サーバーの調達費・電気代・保守作業・バックアップ・セキュリティ対策が自社負担になります。GroupSessionの無料版は自社サーバーへのインストールが前提で、有償オプションを別途追加できる体系です。情報システム担当者が兼任の中小企業では運用工数が実質的な費用になるため、3〜5年の総額でクラウド版と比較すると判断を誤りにくくなります。

グループウェアの費用を抑える視点

コストは、無料枠の活用・機能範囲の絞り込み・年払いの割引・ボリュームディスカウント・既存ツールの整理の5つの視点で見直せます。

無料トライアルで実際の利用人数を確定させる

契約前に「誰にアカウントを配るか」を確定させると、過大な契約を避けられます。無料トライアルの期間は製品によって差があり、J-MOTTO グループウェアは最大3か月、Garoon・LINE WORKS・NI Collabo 360・POWER EGG 3.0・GroupSession(byCloud)は30日間、Microsoft 365 Businessは1か月です。Garoonは無料試用で行った設定を契約後にそのまま引き継げると記載しており、試用期間中の作業が無駄にならない製品を選ぶと導入工数も抑えられます。

必要な機能に絞ってプランを選ぶ

上位プランでしか使えない機能が自社に不要であれば、下位プランで足りるケースは少なくありません。サイボウズ Officeはスタンダードコース(600円)とプレミアムコース(1,000円)の違いがカスタムアプリの有無、Google WorkspaceはBusiness Starter(800円)とBusiness Standard(1,600円)の違いがストレージ容量と会議機能です。全社一律で上位プランを契約するのではなく、必要な部署だけ上位プランにする運用が可能かも確認してみてください。

年払い・年額契約の割引幅を確認する

年払いや年額契約で単価が下がる製品があります。LINE WORKSは年額契約で1ユーザー月額450円(月額契約は540円)、アドバンストは年額契約800円(月額契約960円)と公開しています。J-MOTTO グループウェアの年払いには2か月分の割引が適用されます。増員・減員が頻繁な組織では、途中でのユーザー数変更に対応できるかを確認したうえで判断してください。

ボリュームディスカウントのある製品を検討する

利用人数が多い組織では、単価が逓減する体系の製品が総額を抑えられます。POWER EGG 3.0はグループウェア機能で1〜200ユーザーが500円、1,001ユーザー以上が300円と公開しています。200名を超える規模では、公表単価をそのまま掛け算した金額ではなく、人数を提示したうえでの見積もりを取ることをおすすめします。

既存ツールとの重複を整理する

導入を機に、個別契約していたツールを整理できる場合があります。スケジュール共有・ファイル共有・掲示板・ワークフロー・チャットを別々のサービスで契約していれば、統合によって契約本数を減らせます。LINE WORKSはトーク・掲示板・カレンダー・Driveを1つのアプリに集約しています。現在支払っている個別ツールの合計額を先に洗い出すと、統合後の純増額を正しく判断できます。

LINE WORKS のサイト画面

LINE WORKS

★★★★★★★★★★
初期費用
要見積もり
月額費用
1ユーザー月額450円〜(年額契約・税抜)。フリープランは0円
無料トライアル
あり(30日間)
最短導入
要問い合わせ
  • LINEに近い操作感で、PC操作に不慣れな現場スタッフも使いやすい
  • トーク・掲示板・カレンダー・Driveを1つのアプリに集約
  • 30人まで使えるフリープラン(ストレージ5GB)を用意

グループウェアの費用に関するよくある質問

Q. 最低契約ユーザー数はどのくらいですか?

5〜10ユーザーを下限とする製品が中心です。2026年8月時点で、サイボウズ Officeとdesknet’s NEOは5ユーザーから、Garoonは10ユーザーからと公表しています。実際の利用者が3名でも最低人数分の料金が発生します。desknet’s NEOは5ユーザーから1ユーザー単位で契約でき、最低利用期間は1か月としています。

Q. 人数が増えると1ユーザーあたりの単価は下がりますか?

製品によって異なります。ユーザー単価が一律の製品では人数が増えても単価は変わりません。一方、POWER EGG 3.0のようにユーザー数帯に応じて単価が下がる体系もあり、グループウェア機能では1〜200ユーザーが500円、1,001ユーザー以上が300円と公開されています。J-MOTTO グループウェアのような定員パック型では、定員の枠内で人数が増えるほど1人あたりの実質単価が下がります。

Q. 買い切り型とクラウド版はどちらが安く済みますか?

利用年数と社内の運用体制によって変わります。NI Collabo 360のパッケージ版(買取)は10ユーザー58,000円〜、同社のクラウド版は1名月額360円です。10ユーザーのクラウド版は月額3,600円のため、単純計算では約16か月分に相当します。ただし買い切り型ではサーバーの調達・保守・バックアップ・セキュリティ対策が自社負担となり、担当者の工数も発生します。サーバー費用と運用工数を含めた3〜5年の総額で比較することをおすすめします。

Q. 公開されている月額は税込ですか、税抜ですか?

製品によって表記が分かれています。J-MOTTO グループウェアは税込(1ユーザー月額220円・税込)、GroupSessionは税別(byCloud スマートプラン300円・税別)、Microsoft 365 BusinessとLINE WORKSは税抜と明記しています。それ以外の製品では税表記が明示されていないケースもあります。比較表を作る際は、税表記をそろえたうえで、年額契約と月額契約のどちらの単価かも統一してください。表記の違いを放置すると、実支払額で2〜3割の誤差が生じます。

まとめ

グループウェアの費用は、1ユーザー単価と利用人数の掛け算が中心で、そこに基本料金・オプション・ストレージが加わって決まります。

  • 初期費用は0円または要見積もり。10製品のうち4製品が0円と明記している
  • 1ユーザーあたりの月額は220円(税込)〜3,298円(税抜)。国産の情報共有特化型が低価格帯、統合オフィススイート型が高価格帯
  • 料金体系はユーザー単価×人数型・定員パック型・基本料金+ユーザー課金型・買い切り型の4タイプ
  • 10名なら0円〜15,000円程度、50名なら9,000円〜52,000円程度、300名なら90,000円〜315,000円程度が月額の目安
  • 最低契約ユーザー数・ストレージ容量・税表記・支払サイクルが見落としやすい費用の要因
  • 無料トライアルで利用人数を確定させ、年払いの割引とボリュームディスカウントを確認する

利用人数と必要な機能範囲を決めてから各社の料金体系に当てはめると、比較の精度が上がります。製品ごとの機能・料金・無料トライアルの有無を一覧で確認したい場合はグループウェアのおすすめ4選を比較【2026年版】料金・機能・選び方をご覧ください。掲載サービスの一覧と資料請求はグループウェアのカテゴリページからご利用いただけます。

本記事の調査方法

2026年8月に以下10製品の公式サイトを確認し、初期費用・月額料金・プラン構成・最低契約ユーザー数・無料プランの条件を整理したうえで作成しています。

サイボウズ Office(サイボウズ)/Garoon(サイボウズ)/desknet’s NEO(ネオジャパン)/Google Workspace(Google LLC)/Microsoft 365 Business(日本マイクロソフト)/LINE WORKS(LINE WORKS)/NI Collabo 360(NIコンサルティング)/J-MOTTO グループウェア(リスモン・ビジネス・ポータル)/POWER EGG 3.0(ディサークル)/GroupSession(日本トータルシステム)

費用シミュレーションは、各社が公式サイトで公開している単価をもとに本記事が算出した参考値です。実際の請求額は契約プラン・オプション・支払サイクル・消費税の扱いによって変わります。料金・提供条件は変更される場合があるため、契約前には各社の公式サイトおよび見積もりでご確認ください。

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