クラウド会計ソフトのおすすめ8選を比較【2026年版】料金・機能・選び方

紙の帳簿や仕訳伝票を手入力し、決算のたびに残業続きになっていませんか。クラウド会計ソフトを導入すれば、銀行口座やクレジットカードの明細を自動取込・自動仕訳でき、経理業務を大幅に効率化できます。

本記事では、主要なクラウド会計ソフト8サービスを料金・機能・対象規模の観点から比較したうえで、クラウド会計ソフトの基礎知識・タイプ・選び方・料金相場・よくある質問まで解説します。

クラウド会計ソフトのおすすめ比較表

個人事業主・フリーランス向けの低価格なものから、複数拠点の大企業に対応する高機能なものまで特色が分かれます。事業規模と経理体制に合わせて検討しましょう。

サービス 月額費用 初期費用 無料トライアル 資料
freee会計 2,980円〜 0円 あり 資料請求ページ
マネーフォワード クラウド会計 2,480円〜 0円 あり 資料請求ページ
弥生会計オンライン 2,900円〜 0円 あり 資料請求ページ
勘定奉行クラウド 7,750円〜 0円(Eシステム。上位プランは50,000円〜) あり 資料請求ページ
PCAクラウド会計 13,860円〜 0円 要問い合わせ 資料請求ページ
ジョブカン会計 2,500円〜 0円 あり(30日間) 資料請求ページ
マネーフォワード クラウド会計Plus 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 資料請求ページ
円簿会計 792円〜(年額9,500円目安) 0円 要問い合わせ 資料請求ページ

クラウド会計ソフトとは

クラウド会計ソフトとは、Webブラウザ上で仕訳入力・帳簿作成・決算書作成などの会計業務を行えるソフトウェアです。インストール型の会計ソフトと異なり、インターネット環境があればどこからでもアクセスでき、データはベンダーのサーバーに保管されます。

クラウド会計ソフトの多くは、銀行口座やクレジットカードの明細を自動取込・自動仕訳できる機能を備えており、手入力の手間を大幅に削減できます。また法改正や税制変更にも自動でアップデートされることが多く、インストール型のような手動アップデートの手間もかかりません。

クラウド会計ソフトの主な機能

  • 自動仕訳:銀行口座・クレジットカードの明細を取り込み、AIが自動で仕訳を提案
  • 帳簿・決算書作成:仕訳データから総勘定元帳や貸借対照表、損益計算書を自動生成
  • 請求書・見積書連携:作成した請求書データを会計帳簿へ自動反映
  • 税務申告対応:消費税・法人税申告書の作成支援、電子申告(e-Tax)連携
  • 他システム連携:給与計算・経費精算・請求書発行システムとのデータ連携
  • マルチデバイス対応:PC・スマホ・タブレットからのアクセス

クラウド会計ソフトのタイプ

個人事業主・フリーランス向け

シンプルな操作性と低価格で、簿記の知識が少なくても使えるよう設計されたタイプです。やよいの青色申告オンラインのように、確定申告に特化した機能を備えるツールが該当します。

中小企業向け統合型

会計だけでなく、請求書発行・経費精算・給与計算など周辺のバックオフィス業務とまとめて提供するタイプです。freee会計やマネーフォワード クラウド会計のように、シリーズ製品と連携できるツールが該当します。

中堅・大企業向け高機能型

複数拠点や部門別会計、内部統制など、より高度な要件に対応するタイプです。PCAクラウド会計や勘定奉行クラウドのように、老舗の会計ソフトベンダーが提供するツールが該当します。

クラウド会計ソフトの選び方4つのポイント

1. 事業規模と会計知識のレベル

個人事業主やひとり社長ならシンプルな確定申告特化型、複数部門・拠点がある企業なら部門別会計に対応した高機能型が向いています。

2. 金融機関連携の自動化レベル

銀行口座やクレジットカードの明細を自動取込・自動仕訳できる範囲は製品によって差があります。取引件数が多い場合は自動化の精度を重視しましょう。

3. 税理士・会計事務所との連携

顧問税理士がデータを確認しやすい形式か、税理士側も同じソフトに対応しているかを事前に確認すると、やり取りがスムーズになります。

4. 周辺システムとの連携

請求書発行・経費精算・給与計算などのシステムと連携できれば、二重入力の手間を省けます。同一シリーズでそろえると連携がスムーズです。

おすすめクラウド会計ソフト8選

ここからは、比較表で取り上げた8サービスの特徴を個別に解説します。

freee会計|自動化に強い個人事業主・中小企業向け

freee会計 のサイト画面

freee会計

★★★★★★★★★★
初期費用
0円
月額費用
2,980円〜
無料トライアル
あり
最短導入
要問い合わせ
  • 銀行・カード連携による明細の自動取得と自動仕訳
  • 質問に答える形式で決算・確定申告書類を作成
  • 請求書・経費精算・給与など周辺機能とワンストップ連携

freee株式会社が提供するクラウド会計ソフトです。銀行・カード連携による自動仕訳の精度に定評があり、簿記の知識がなくても直感的に使える設計です。確定申告から法人決算まで幅広く対応します。

こんな企業におすすめ:簿記の知識に自信がなく、自動化を最大限活用したい個人事業主・中小企業

マネーフォワード クラウド会計|バックオフィス連携が強み

マネーフォワード クラウド会計 のサイト画面

マネーフォワード クラウド会計

★★★★★★★★★★
初期費用
0円
月額費用
2,480円〜
無料トライアル
あり
最短導入
要問い合わせ
  • 多数の金融機関・サービスと連携し明細を自動取得
  • 会計・請求・経費・給与・勤怠をシリーズで一元管理
  • 税理士・会計事務所メンバーを招待して共同利用が可能

株式会社マネーフォワードが提供するクラウド会計ソフトです。同社の給与・経費・請求書などのバックオフィス製品群とシームレスに連携し、経理業務全体を一気通貫で効率化できます。

こんな企業におすすめ:マネーフォワードの他製品とあわせてバックオフィス全体を刷新したい企業

やよいの青色申告オンライン|確定申告に特化

弥生会計オンライン のサイト画面

弥生会計オンライン

★★★★★★★★★★
初期費用
0円
月額費用
2,900円〜
無料トライアル
あり
最短導入
要問い合わせ
  • デスクトップ会計で実績のある弥生シリーズのクラウド版
  • 会計・請求・経費・証憑管理を統合(弥生会計 Next)
  • 電話・メールによる操作・仕訳相談のサポートが充実

弥生株式会社が提供するクラウド会計ソフトです。個人事業主の確定申告に特化しており、簿記初心者でも迷わず申告書類を作成できる設計です。老舗ならではのサポート体制も強みです。

こんな企業におすすめ:初めて確定申告を行う個人事業主・フリーランス

勘定奉行クラウド|老舗の信頼と内部統制機能

勘定奉行クラウド のサイト画面

勘定奉行クラウド

★★★★★★★★★★
初期費用
0円(Eシステム。上位プランは50,000円〜)
月額費用
7,750円〜
無料トライアル
あり
最短導入
要問い合わせ
  • 部門別管理・豊富な管理会計レポートに対応
  • 権限管理など内部統制に配慮した機能を搭載
  • 企業規模・機能に応じて選べる複数のプラン構成

株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供するクラウド会計ソフトです。長年の実績を持つ「奉行シリーズ」の一つで、内部統制や部門別会計など、企業規模の拡大に応じた機能を備えています。

こんな企業におすすめ:内部統制や部門別会計など、より高度な機能を必要とする中堅企業

PCAクラウド会計|オンプレミス実績豊富なベンダーのクラウド版

PCAクラウド会計 のサイト画面

PCAクラウド会計

★★★★★★★★★★
初期費用
0円
月額費用
13,860円〜
無料トライアル
要問い合わせ
最短導入
要問い合わせ
  • デスクトップ版PCA会計シリーズの操作性を引き継ぐ
  • ソフト保守・法改正対応・バージョンアップ費用が料金に含まれる
  • 1〜72ユーザーまで契約人数に応じたライセンス課金

ピー・シー・エー株式会社が提供するクラウド会計ソフトです。長年オンプレミス型会計ソフトを提供してきた実績を活かし、クラウド版でも高い信頼性を維持しています。

こんな企業におすすめ:オンプレミス版からの移行を検討している企業

ジョブカン会計|ジョブカンシリーズとの連携

ジョブカン会計 のサイト画面

ジョブカン会計

★★★★★★★★★★
初期費用
0円
月額費用
2,500円〜
無料トライアル
あり(30日間)
最短導入
要問い合わせ
  • 勤怠管理・経費精算などジョブカンシリーズと連携
  • 月額2,500円(3ユーザーまで)からの低価格帯
  • シンプルな画面設計で会計初心者でも使いやすい

株式会社DONUTSが提供するクラウド会計ソフトです。ジョブカンシリーズの勤怠・給与計算・経費精算と連携でき、バックオフィス全体をジョブカンで統一したい企業に向いています。

こんな企業におすすめ:ジョブカンシリーズの他製品を併用している(または検討中の)企業

マネーフォワード クラウド会計Plus|中堅企業向け上位モデル

マネーフォワード クラウド会計Plus のサイト画面

マネーフォワード クラウド会計Plus

★★★★★★★★★★
初期費用
要問い合わせ
月額費用
要問い合わせ
無料トライアル
要問い合わせ
最短導入
要問い合わせ
  • IPO準備企業・中堅〜上場企業向けの高度な内部統制機能
  • 連結会計・監査対応など成長企業向けの機能を搭載
  • 企業規模・ニーズに応じたカスタマイズ提案

株式会社マネーフォワードが提供する、中堅企業向けの高機能クラウド会計ソフトです。複数拠点・部門別会計など、事業拡大に伴う複雑な会計処理に対応します。

こんな企業におすすめ:事業拡大にともない、より高度な会計処理が必要になった中堅企業

円簿会計|無料から使える会計ソフト

円簿会計 のサイト画面

円簿会計

★★★★★★★★★★
初期費用
0円
月額費用
792円〜(年額9,500円目安)
無料トライアル
要問い合わせ
最短導入
要問い合わせ
  • 年額1万円未満からの低価格帯で記帳・決算業務に対応
  • データ保持期間や仕訳件数の制限を設けない設計
  • 小規模事業者・個人事業主のシンプルな記帳業務に向く

円簿インターネットサービス株式会社が提供するクラウド会計ソフトです。無料で利用できるプランがあり、コストを抑えて会計ソフトを導入したい個人事業主・小規模事業者に向いています。

こんな企業におすすめ:コストをかけずにまず会計ソフトを試したい個人事業主・小規模事業者

クラウド会計ソフトの料金相場

今回比較した8サービスの実勢価格をもとにすると、料金の目安は次のとおりです(2026年時点の調査)。

  • 無料〜低価格帯:円簿会計のように無料から使えるツールもある
  • 個人事業主向け:月額1,000〜3,000円程度が中心(例:やよいの青色申告オンライン)
  • 中小企業向け:月額2,000〜6,000円程度が中心(例:freee会計、マネーフォワード クラウド会計)
  • 中堅企業向け高機能型:要問い合わせの個別見積もりが中心(例:勘定奉行クラウド、PCAクラウド会計)

多くのツールが事業規模や利用機能に応じたプラン制のため、自社の取引量や必要機能を整理してから比較すると選びやすくなります。

クラウド会計ソフト導入の流れ

  1. 現状の経理業務の棚卸し:手入力している仕訳や、連携したい銀行口座・クレジットカードを整理する
  2. 候補の絞り込みと資料請求:事業規模・必要機能・料金体系で2〜3サービスに絞る
  3. トライアル・データ移行:過去の会計データを試験的に移行し、自動仕訳の精度を確認する
  4. 税理士との連携確認:顧問税理士とデータ共有方法を確認したうえで本格運用する

クラウド会計ソフトに関するよくある質問

Q. クラウド会計ソフトの料金相場はどのくらいですか?

個人事業主向けなら月額1,000〜3,000円程度、中小企業向けなら月額2,000〜6,000円程度が目安です。無料プランを提供しているツールもあります。

Q. 簿記の知識がなくても使えますか?

freee会計ややよいの青色申告オンラインのように、簿記初心者でも直感的に使える設計のツールが多くあります。銀行口座と連携させれば、自動仕訳によって入力の手間も減らせます。

Q. インストール型からの移行はスムーズにできますか?

多くのクラウド会計ソフトが過去データのCSVインポートに対応しています。PCAクラウド会計や勘定奉行クラウドのように、同シリーズのオンプレミス版からの移行に強いツールもあります。

Q. 税理士とのデータ共有はどう行いますか?

多くのクラウド会計ソフトは、税理士がオンラインで直接データを確認・修正できる権限共有機能を備えています。顧問税理士が対応しているソフトかどうかを事前に確認しましょう。

まとめ

クラウド会計ソフトは、(1)事業規模と会計知識のレベル、(2)金融機関連携の自動化レベル、(3)税理士との連携、(4)周辺システムとの連携の4点を軸に選ぶことが失敗しないコツです。自動化を重視するならfreee会計、バックオフィス全体を統合するならマネーフォワード クラウド会計、確定申告特化ならやよいの青色申告オンライン、内部統制まで求めるなら勘定奉行クラウドが有力候補です。まずは気になる複数サービスの資料を取り寄せて比較しましょう。

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