IT資産管理ツールのおすすめ4選を比較【2026年版】料金・機能・選び方

社内のPCやスマートフォンが何台あり、どんなソフトウェアが入っているか、正確に把握できていますか。テレワークの普及やセキュリティ関連法規への対応で、端末とソフトウェアの一元管理はどの企業にも欠かせない業務になりました。IT資産管理ツールを導入すれば、端末・ソフトウェアの棚卸しに加え、操作ログの取得や情報漏洩対策までカバーできます。

本記事では、主要なIT資産管理ツール4サービスを料金・機能・対象規模の観点から比較したうえで、IT資産管理ツールの基礎知識・タイプ・選び方・料金相場・よくある質問まで解説します。

IT資産管理ツールのおすすめ比較表

1台あたり月額換算300円からの低価格なクラウド型から、情報漏洩対策まで一体化した統合型まで特色が分かれます。管理したい端末数と必要な機能に合わせて検討しましょう。

サービス 月額費用 初期費用 無料トライアル 資料
LANSCOPE エンドポイントマネージャー 300円〜 要問い合わせ あり 資料請求ページ
MaLionCloud 要問い合わせ 0円 要問い合わせ 資料請求ページ
AssetView 50円〜(年間600円/台換算) 要問い合わせ 要問い合わせ 資料請求ページ
SKYSEA Client View 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 資料請求ページ

IT資産管理ツールとは

IT資産管理ツールとは、企業が保有するPC・スマートフォン・サーバーなどのハードウェアと、そこにインストールされたOS・ソフトウェア・ライセンスの情報を自動で収集し、一元管理するためのシステムです。

Excelの台帳による手作業の管理では、端末の増減やソフトウェアの更新に追従できず、「使っていないライセンスに費用を払い続けていた」「退職者の端末が回収されていなかった」といった問題が起こりがちです。IT資産管理ツールは各端末にエージェントを配布するなどの方法でインベントリ情報(ハードウェア構成・インストール済みソフトの一覧)を自動収集するため、常に最新の資産状況を把握できます。

管理対象となるIT資産の例

  • ハードウェア:PC、スマートフォン、タブレット、サーバー、周辺機器
  • ソフトウェア:OS、業務アプリケーション、セキュリティソフトとそのバージョン
  • ライセンス:ソフトウェアの保有ライセンス数と利用状況
  • ログ:端末の操作ログ、Webアクセス、外部デバイスの接続履歴

情報漏洩対策・内部統制との関係

IT資産管理ツールの多くは、資産の棚卸しだけでなく、操作ログの取得・USBメモリなど外部デバイスの制御・不正なソフトウェアの検知といったセキュリティ機能を備えています。誰がいつどの端末で何をしたかを記録できるため、情報漏洩の抑止と、万一の際の原因調査・内部統制の証跡としても機能します。

IT資産管理ツールの主な機能

  • インベントリ収集:各端末のハードウェア構成・インストール済みソフトウェアを自動収集
  • 資産台帳管理:収集した情報を台帳として一元管理し、棚卸し作業を効率化
  • ライセンス管理:保有ライセンス数と実際の利用状況を突き合わせ、過不足を可視化
  • 操作ログ管理:ファイル操作・Webアクセス・印刷などの操作履歴を記録
  • デバイス制御:USBメモリなど外部デバイスの利用を制限し、情報の持ち出しを防止
  • 更新プログラム管理:OSやソフトウェアの更新状況を把握し、脆弱性を放置しない
  • MDM(モバイル端末管理):スマートフォン・タブレットの紛失時ロックやアプリ配布

IT資産管理ツールのタイプ

クラウド型とオンプレミス型

クラウド型は自社でサーバーを構築・管理する必要がなく、導入の手間と初期コストを抑えられます。テレワークなど社外の端末も管理しやすいのが利点です。オンプレミス型は自社サーバーで運用するため、社内ポリシーに合わせた細かな構成が可能で、閉域ネットワーク内での運用にも対応できます。本記事で紹介する4サービスでは、LANSCOPE エンドポイントマネージャー・MaLionCloud・AssetViewがクラウド型を提供し、SKYSEA Client Viewはオンプレミス版とクラウド版の両方を用意しています。

資産管理特化型と情報漏洩対策一体型

端末とソフトウェアの棚卸しを低コストで行いたい場合は、操作ログを取得しないシンプルなプラン(資産管理特化)で十分です。一方、内部不正対策や情報漏洩対策まで求める場合は、ログ管理・デバイス制御を備えた統合型のツールやプランを選ぶ必要があります。MaLionCloudやSKYSEA Client Viewは情報漏洩対策一体型の代表例で、LANSCOPEは操作ログの取得有無でプランを選び分けられます。

IT資産管理ツールの選び方5つのポイント

1. 管理したい範囲(資産管理か情報漏洩対策か)

単純な資産の棚卸しが目的か、操作ログの取得や情報漏洩対策まで求めるかによって、必要な機能とプランが変わります。目的を絞れば1台月額換算300円程度から導入できますが、セキュリティ機能を求めるほど単価は上がります。

2. 管理台数と料金体系の相性

IT資産管理ツールは1台あたりの年額・月額課金が中心です。数十台の中小企業と数千〜1万台規模の大企業では最適なツールが異なります。小規模なら最小契約数の少ないツール(MaLionCloudは5ライセンスから)、大規模なら台数スケールで単価が下がるツール(AssetViewは1万台規模でWindows版1台年間600円から)が有利です。

3. クラウド型かオンプレミス型か

サーバー構築が不要なクラウド型か、自社サーバーで運用するオンプレミス型かで、初期コストと運用の手間が異なります。テレワーク端末の管理が必要ならクラウド型が有力です。

4. 対応OS・デバイス

Windowsだけでなく、Mac・iPhone・Android・タブレットも管理対象にできるかを確認しましょう。スマートフォンの業務利用が多い企業は、MDM機能を備えたツール(LANSCOPE エンドポイントマネージャーなど)が候補になります。

5. サポート体制と運用負荷

導入後は管理者がツールを使いこなせるかが定着の分かれ目です。電話・リモートサポートが月額料金に含まれるか(MaLionCloudは込み)、管理画面の使いやすさ、導入時の設定支援の有無も比較しておきましょう。

おすすめIT資産管理ツール4選

ここからは、比較表で取り上げた4サービスの特徴を個別に解説します。

LANSCOPE エンドポイントマネージャー|1台月額換算300円からの低価格クラウド型

LANSCOPE エンドポイントマネージャー のサイト画面
初期費用
要問い合わせ
月額費用
300円〜
無料トライアル
あり
最短導入
要問い合わせ
  • PC・スマートフォンをクラウド上で一元管理
  • 1台月額300円からの業界最安クラスの低価格
  • 操作ログの取得有無に応じた3段階のプラン

株式会社エムオーテックスが提供するクラウド型のIT資産管理・MDMツールです。PC・スマートフォンをクラウド上で一元管理でき、業界最安クラスの低価格が最大の特徴です。操作ログを取得しないBasicプランは1台年間3,600円(月額換算300円)、操作ログを取得するプランは年間4,800円(同400円)、上位プランは年間6,000円(同500円)と、必要なセキュリティレベルに応じて3段階から選べます。無料トライアルも用意されています。

こんな企業におすすめ:コストを抑えてまず資産管理を始めたい企業、PCとスマートフォンをまとめて管理したい企業

MaLionCloud|情報漏洩対策一体型・5ライセンスから導入可能

MaLionCloud のサイト画面

MaLionCloud

★★★★★★★★★★
初期費用
0円
月額費用
要問い合わせ
無料トライアル
要問い合わせ
最短導入
要問い合わせ
  • IT資産の把握・管理と情報漏洩対策を一体化
  • 社内PCと社外持ち出し端末の両方をカバー
  • URL制御・ジオフェンスなどのオプション機能が充実(各月額100円)

株式会社インターコムが提供するIT資産管理・MDMサービスです。IT資産の把握・管理と情報漏洩対策を一体で提供し、社内PCと社外持ち出し端末の両方をカバーします。最小5ライセンスから1ライセンス単位で契約でき、初期費用は0円、電話・リモートサポート費用も月額に含まれます。URL制御(カスタムブラウザ)やジオフェンスなどのオプションを1ライセンス月額100円で追加できる拡張性も魅力です。

こんな企業におすすめ:小規模から情報漏洩対策までまとめて始めたい企業、サポート込みの料金体系を好む企業

AssetView|必要な機能だけを組み合わせられる・大規模対応

AssetView のサイト画面

AssetView

★★★★★★★★★★
初期費用
要問い合わせ
月額費用
50円〜(年間600円/台換算)
無料トライアル
要問い合わせ
最短導入
要問い合わせ
  • サーバー構築・管理が不要なクラウド型IT資産管理
  • 組み合わせ自由の4プランから必要な機能だけを選択可能
  • 大規模な端末台数(1万台規模)の管理にも対応

株式会社ハンモックが提供するIT資産管理ツールです。サーバー構築・管理が不要なクラウド型で、スタンダードパッケージ・セキュリティパッケージなど4つのプランから必要な機能だけを選んで導入できます。管理端末1万台規模の場合、Windows版は1台あたり年間600円からと、大規模になるほど単価を抑えられる料金体系です。

こんな企業におすすめ:数千〜1万台規模の端末を管理する企業、機能を取捨選択してコストを最適化したい企業

SKYSEA Client View|オンプレミス・クラウド両対応の老舗

SKYSEA Client View のサイト画面

SKYSEA Client View

★★★★★★★★★★
初期費用
要問い合わせ
月額費用
要問い合わせ
無料トライアル
要問い合わせ
最短導入
要問い合わせ
  • IT資産管理と情報漏洩対策の両面をカバー
  • オンプレミス版・クラウド版の両方を用意
  • 教育機関から企業まで幅広い組織での導入実績

Sky株式会社が提供するクライアント運用管理ソフトウェアです。IT資産管理と情報漏洩対策の両面をカバーし、オンプレミス版・クラウド版の両方を用意しています。教育機関から企業まで幅広い組織での導入実績が豊富で、管理台数やセキュリティポリシー、働き方に応じたプランを個別に提案する形式です。料金は個別見積もりで、比較サイトでは50台以上の利用で1台あたり月額1,570円程度という参考価格も紹介されています。

こんな企業におすすめ:オンプレミス運用や閉域環境が必要な企業、導入実績と手厚い提案を重視する企業

IT資産管理ツールの料金相場

今回比較した4サービスの実勢価格をもとにすると、料金の目安は次のとおりです(2026年時点の調査)。

  • 資産管理のみのシンプルなプラン:1台あたり月額換算300円前後から(例:LANSCOPE Basicプラン 年間3,600円/台)
  • 操作ログ取得を含むプラン:1台あたり月額換算400〜500円程度(例:LANSCOPE 上位プラン)
  • 大規模導入時の単価:1万台規模でWindows版1台年間600円から(例:AssetView)
  • 情報漏洩対策一体型・統合型:要問い合わせの個別見積もりが中心(例:MaLionCloud、SKYSEA Client View。参考として50台以上で月額1,570円/台程度の情報あり)

多くのツールが台数課金のため、管理台数と必要機能を先に整理してから見積もりを取ると、比較がスムーズです。

IT資産管理ツール導入の流れ

  1. 管理対象と目的の整理:管理したい端末の種類・台数と、資産管理のみか情報漏洩対策まで含むかを決める
  2. 候補の絞り込みと資料請求:提供形態(クラウド/オンプレミス)・対応OS・料金体系で2〜3サービスに絞る
  3. トライアル・見積もり:無料トライアルがあるツールは実際の管理画面を確認し、台数に応じた見積もりを取る
  4. スモールスタートと展開:一部部署で試験運用してから全社展開すると、設定や運用ルールの整備がスムーズです

IT資産管理ツールに関するよくある質問

Q. IT資産管理ツールの料金相場はどのくらいですか?

1台あたりの台数課金が中心で、資産管理のみなら月額換算300円前後から、操作ログ取得を含むと400〜500円程度が目安です。大規模導入では単価が下がり、1万台規模で1台年間600円からという例もあります。

Q. 無料トライアルはありますか?

ツールによります。今回比較した中ではLANSCOPE エンドポイントマネージャーが無料トライアルを用意しています。その他のツールは問い合わせ時にトライアルやデモの可否を確認しましょう。

Q. スマートフォンやタブレットも管理できますか?

MDM(モバイル端末管理)機能を備えたツールなら可能です。LANSCOPE エンドポイントマネージャーやMaLionCloudはPCとモバイル端末の一元管理に対応しています。

Q. クラウド型とオンプレミス型はどちらを選ぶべきですか?

初期コストと運用の手間を抑えたい場合や、テレワーク端末を管理したい場合はクラウド型が有力です。閉域ネットワークでの運用や自社ポリシーに合わせた細かな構成が必要な場合はオンプレミス型を検討しましょう。SKYSEA Client Viewのように両方を提供するツールもあります。

まとめ

IT資産管理ツールは、(1)管理したい範囲、(2)管理台数と料金体系の相性、(3)提供形態、(4)対応OS・デバイス、(5)サポート体制の5点を軸に選ぶことが失敗しないコツです。低コストで始めるならLANSCOPE エンドポイントマネージャー、情報漏洩対策まで一体で導入するならMaLionCloudやSKYSEA Client View、大規模環境ならAssetViewが有力候補です。まずは気になる複数サービスの資料を取り寄せ、自社の台数で見積もりを比較しましょう。

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