経費精算システムのおすすめ8選を比較【2026年版】料金・機能・選び方

領収書をExcelに手入力し、月末になると経費精算の承認待ちが山積みになっていませんか。経費精算システムを導入すれば、スマホで領収書を撮影するだけで自動読み取り・自動仕訳ができ、申請から承認、会計連携までを電子化できます。

本記事では、主要な経費精算システム8サービスを料金・機能・対象規模の観点から比較したうえで、経費精算システムの基礎知識・タイプ・選び方・料金相場・よくある質問まで解説します。

経費精算システムのおすすめ比較表

低価格で始められるものから、代行入力サービスまで含む高機能なものまで特色が分かれます。従業員数と経理体制に合わせて検討しましょう。

サービス 月額費用 初期費用 無料トライアル 資料
楽楽精算 30,000円〜 100,000円 あり 資料請求ページ
マネーフォワード クラウド経費 2,480円〜 0円 あり 資料請求ページ
ジョブカン経費精算 400円〜 0円 あり 資料請求ページ
Concur Expense 30,000円〜 0円 あり 資料請求ページ
freee経費精算 300円〜 0円 あり 資料請求ページ
ジンジャー経費 500円〜 要問い合わせ あり 資料請求ページ
TOKIUM経費精算 10,000円〜 要問い合わせ あり 資料請求ページ
Bill One経費 要問い合わせ 要問い合わせ 要問い合わせ 資料請求ページ

経費精算システムとは

経費精算システムとは、従業員が立て替えた交通費や交際費などの経費を、申請・承認・会計処理までオンラインで完結できるシステムです。領収書をスマートフォンで撮影するとOCR(文字認識)で自動的にデータ化され、手入力の手間を大幅に削減できます。

紙の領収書とExcelでの経費精算では、申請書の記入ミスや承認の停滞、電子帳簿保存法への対応漏れが課題になりがちです。経費精算システムを使えば、承認フローの進捗を可視化でき、会計ソフトへのデータ連携もスムーズに行えます。

経費精算システムの主な機能

  • 領収書のOCR読み取り:スマホで撮影した領収書を自動でデータ化
  • 経費申請・承認ワークフロー:申請から承認までの進捗をオンラインで管理
  • 交通系ICカード連携:SuicaなどのICカード履歴を自動取込
  • 電子帳簿保存法対応:領収書の電子データ保存要件に対応
  • 会計ソフト連携:承認済みデータを会計システムへ自動連携
  • 不正検知:重複申請や規定違反をシステムが自動でチェック

経費精算システムのタイプ

大企業向け・高機能型

複雑な承認ルートや多様な経費規定に対応する高機能タイプです。楽楽精算やConcur Expenseのように、大企業での導入実績が豊富なツールが該当します。

バックオフィス統合型

経費精算だけでなく、会計・給与計算など周辺のバックオフィス業務とまとめて提供するタイプです。マネーフォワード クラウド経費やfreee経費精算、ジョブカン経費精算のように、シリーズ製品と連携できるツールが該当します。

代行入力・アウトソース型

領収書のデータ入力自体をオペレーターが代行するタイプです。TOKIUM経費精算のように、経理担当者の入力作業自体をなくせるサービスが該当します。

経費精算システムの選び方4つのポイント

1. 従業員数と申請頻度

従業員数が多く申請件数が多い企業ほど、OCR精度や承認フローの柔軟性が業務効率に直結します。

2. 会計ソフトとの連携

承認済みの経費データを会計システムへ自動連携できるかを確認しましょう。同一シリーズの会計ソフトを使えば連携がスムーズです。

3. 電子帳簿保存法への対応

領収書を電子データとして保存する際の要件を満たしているか、法改正への対応が迅速かも重要な選定軸です。

4. 入力作業のアウトソースの要否

経理担当者の工数をさらに削減したい場合は、TOKIUM経費精算のような代行入力サービスの利用も検討しましょう。

おすすめ経費精算システム8選

ここからは、比較表で取り上げた8サービスの特徴を個別に解説します。

楽楽精算|導入企業数No.1クラスの定番

楽楽精算 のサイト画面

楽楽精算

★★★★★★★★★★
初期費用
100,000円
月額費用
30,000円〜
無料トライアル
あり
最短導入
要問い合わせ
  • 交通費・経費の申請から仕訳データ作成まで一元管理
  • 申請フォーム・承認ワークフローを自社規程に合わせて設定可能
  • 電子帳簿保存法・インボイス制度に対応

株式会社ラクスが提供する経費精算システムです。大企業から中小企業まで幅広い導入実績があり、複雑な承認ルートや経費規定にも柔軟に対応できます。

こんな企業におすすめ:複雑な承認フローを持つ中堅・大企業

マネーフォワード クラウド経費|バックオフィス一体型

マネーフォワード クラウド経費 のサイト画面

マネーフォワード クラウド経費

★★★★★★★★★★
初期費用
0円
月額費用
2,480円〜
無料トライアル
あり
最短導入
要問い合わせ
  • 初期費用0円、月額費用のみで利用可能
  • スマホ撮影とAI-OCRでレシート入力を効率化
  • クラウド会計・給与などバックオフィス製品と連携

株式会社マネーフォワードが提供する経費精算システムです。同社の会計・給与などのバックオフィス製品群とシームレスに連携し、経費精算から会計処理までを一気通貫で行えます。

こんな企業におすすめ:マネーフォワードの他製品とあわせてバックオフィス全体を刷新したい企業

ジョブカン経費精算|ジョブカンシリーズとの連携

ジョブカン経費精算 のサイト画面

ジョブカン経費精算

★★★★★★★★★★
初期費用
0円
月額費用
400円〜
無料トライアル
あり
最短導入
要問い合わせ
  • 初期費用0円・1ユーザー月額400円からの低コスト
  • ジョブカンシリーズ(勤怠・ワークフロー等)と連携
  • タイムスタンプ・AI-OCRオプションで電帳法に対応

株式会社DONUTSが提供する経費精算システムです。ジョブカンシリーズの勤怠・給与計算・会計と連携でき、バックオフィス全体をジョブカンで統一したい企業に向いています。

こんな企業におすすめ:ジョブカンシリーズの他製品を併用している(または検討中の)企業

Concur Expense|グローバル企業向けの高機能型

Concur Expense のサイト画面

Concur Expense

★★★★★★★★★★
初期費用
0円
月額費用
30,000円〜
無料トライアル
あり
最短導入
要問い合わせ
  • 経費精算・出張手配・請求書管理を一元化
  • 多通貨・多拠点対応でグローバル企業に強い
  • 規程違反チェックなど内部統制・ガバナンス機能

SAP Concur(株式会社コンカー)が提供する経費精算システムです。海外出張の多い企業やグローバル展開する企業向けの機能が充実しており、多通貨対応や海外の税制にも対応します。

こんな企業におすすめ:海外出張や海外拠点が多いグローバル企業

freee経費精算|freeeシリーズとの連携

freee経費精算 のサイト画面

freee経費精算

★★★★★★★★★★
初期費用
0円
月額費用
300円〜
無料トライアル
あり
最短導入
要問い合わせ
  • freee会計と同基盤で申請・承認から仕訳・会計処理まで自動連携
  • スマホ撮影・自動読取、電子帳簿保存法・インボイスに標準対応
  • 小規模は1ユーザー月額300円台の従量、規模拡大はPlusプラン

freee株式会社が提供する経費精算システムです。freee会計と連携し、経費精算から会計処理までを自動化できます。シンプルな操作性で中小企業でも導入しやすい設計です。

こんな企業におすすめ:freee会計を利用している(または検討中の)企業

ジンジャー経費|人事労務シリーズとの連携

ジンジャー経費 のサイト画面

ジンジャー経費

★★★★★★★★★★
初期費用
要問い合わせ
月額費用
500円〜
無料トライアル
あり
最短導入
要問い合わせ
  • 勤怠・人事・給与のジンジャーシリーズと従業員データを共有
  • 1ユーザー月額500円の低価格帯・組み合わせにより300円台も
  • 電子帳簿保存法・インボイス対応、1か月の無料トライアル

jinjer株式会社が提供する経費精算システムです。同社の人事労務・勤怠管理シリーズと連携でき、バックオフィス業務全体をジンジャーで統一したい企業に向いています。

こんな企業におすすめ:ジンジャーシリーズの他製品を併用している(または検討中の)企業

TOKIUM経費精算|領収書の代行入力サービス

TOKIUM経費精算 のサイト画面

TOKIUM経費精算

★★★★★★★★★★
初期費用
要問い合わせ
月額費用
10,000円〜
無料トライアル
あり
最短導入
要問い合わせ
  • 領収書をオペレーターが入力代行し精度99.9%でデータ化
  • アカウント数無制限で人数増でもライセンス費用が増えない
  • 領収書件数ベースの従量課金、電子帳簿保存法に対応

株式会社TOKIUMが提供する経費精算システムです。領収書のデータ入力をオペレーターが代行するサービスを提供しており、経理担当者の入力作業自体をなくせるのが最大の特徴です。

こんな企業におすすめ:経理担当者の入力工数を根本的に削減したい企業

Bill One経費|請求書受領サービスと連携

Bill One経費 のサイト画面

Bill One経費

★★★★★★★★★★
初期費用
要問い合わせ
月額費用
要問い合わせ
無料トライアル
要問い合わせ
最短導入
要問い合わせ
  • 年会費・発行手数料無料のビジネスカードで立替払いをなくす
  • 領収書を精度99.9%でデータ化し適格請求書要件を自動判定
  • カード明細との金額突合を自動化し月次決算を早期化

Sansan株式会社が提供する経費精算システムです。同社の請求書受領サービス「Bill One」と連携し、経費精算と請求書処理を一体で管理できます。

こんな企業におすすめ:Bill Oneで請求書受領を効率化している(または検討中の)企業

経費精算システムの料金相場

今回比較した8サービスの実勢価格をもとにすると、料金の目安は次のとおりです(2026年時点の調査)。

  • 低価格帯:freee経費精算のように月額300円程度から(1ユーザーあたり)
  • 中価格帯:月額400〜2,480円程度が中心的な価格帯
  • 大企業向け高機能型:楽楽精算やConcur Expenseなど月額30,000円程度からのプランが中心

多くのツールが利用人数や申請件数に応じた料金体系のため、自社の従業員数と申請頻度を整理してから見積もりを比較しましょう。

経費精算システム導入の流れ

  1. 現状の経費精算フローの整理:申請書のフォーマットや承認ルートを整理する
  2. 候補の絞り込みと資料請求:従業員数・会計ソフト連携・料金体系で2〜3サービスに絞る
  3. トライアル導入:一部部署で試験運用し、OCR精度や操作性を確認する
  4. 全社展開と運用ルールの整備:経費規定に合わせた設定を行い全社に展開する

経費精算システムに関するよくある質問

Q. 経費精算システムの料金相場はどのくらいですか?

1ユーザーあたり月額300〜2,480円程度が中心的な価格帯です。大企業向けの高機能なシステムは月額30,000円程度からとなる場合もあります。

Q. 領収書のOCR読み取り精度はどのくらいですか?

多くのシステムでAIによる高精度なOCR機能を備えていますが、手書き領収書や特殊なフォーマットでは読み取り精度が落ちる場合があります。TOKIUM経費精算のように、オペレーターによる代行入力サービスを使えば精度を担保できます。

Q. 電子帳簿保存法に対応していますか?

主要な経費精算システムは電子帳簿保存法の要件に対応しています。導入時に自社の運用が要件を満たしているか、あわせて確認しておくと安心です。

Q. 会計ソフトと連携できますか?

マネーフォワード クラウド経費やfreee経費精算のように、同一シリーズの会計ソフトとシームレスに連携できるものが多くあります。異なるベンダーの会計ソフトを使う場合も、CSV出力やAPI連携の対応状況を確認しましょう。

まとめ

経費精算システムは、(1)従業員数と申請頻度、(2)会計ソフトとの連携、(3)電子帳簿保存法への対応、(4)入力作業のアウトソースの要否の4点を軸に選ぶことが失敗しないコツです。大企業の複雑な承認フローには楽楽精算、バックオフィス統合ならマネーフォワード クラウド経費やfreee経費精算、グローバル企業にはConcur Expense、入力工数を根本的に減らしたいならTOKIUM経費精算が有力候補です。まずは気になる複数サービスの資料を取り寄せて比較しましょう。

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