電話対応のたびに顧客情報を手作業で検索し、対応履歴も個人のメモ任せになっていませんか。CTI(電話連携システム)を導入すれば、着信時に顧客情報を自動表示し、通話録音や対応履歴の蓄積によってコールセンター・営業電話の生産性を高められます。
本記事では、主要なCTI10サービスを料金・機能・対象規模の観点から比較したうえで、CTIの基礎知識・タイプ・選び方・料金相場・よくある質問まで解説します。
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CTIのおすすめ比較表
コールセンター機能が充実したものから、テレアポ特化型、AI音声解析型まで特色が分かれます。用途と規模に合わせて検討しましょう。
| サービス | 月額費用 | 初期費用 | 無料トライアル | 資料 |
|---|---|---|---|---|
BIZTEL
|
15,000円〜 | 200,000円〜 | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
MiiTel
|
5,980円〜 | 0円 | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
| lisnavi(旧List Navigator.) | テナント料金10,000円+5,000円/ブース〜 | 0円(電話回線費は別途) | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
Comdesk Lead
|
4,000円〜 | 0円 | あり(14日間) | 資料請求ページ |
| CT-e1/SaaS | 要見積もり | 要見積もり | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
| InfiniTalk | 月額10,000円〜(クラウドスタートプラン) | 0円(クラウドスタートプラン) | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
| GoodCall | 月額基本料金5,000円+1アカウントあたり4,000円 | 10,000円(10内線以上は割引あり) | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
| AmeyoJ | 要見積もり | 300,000円 | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
BlueBean
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要見積もり(5ライセンスから日割り契約) | 要見積もり | あり(14日間の無料デモ環境) | 資料請求ページ |
CallConnect
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月額2,400円/ライセンス〜(Starterプラン) | 0円 | あり(Proプランを14日間無料で試用可能) | 資料請求ページ |
CTI(電話連携システム)とは
CTI(Computer Telephony Integration)とは、電話システムとコンピューターを連携させ、着信時に顧客情報を自動表示したり、通話内容を録音・記録したりするシステムです。CRMやSFAと連携することで、電話対応と顧客管理を一体化できます。
電話対応の履歴が個人のメモや記憶に頼っている状態では、担当者が変わるたびに顧客に同じ説明を繰り返させてしまうことがあります。CTIを導入すれば、着信と同時に過去の対応履歴が画面に表示され、誰が対応してもスムーズな顧客対応が可能になります。
CTIの主な機能
- 着信ポップアップ:着信時に顧客情報や過去の対応履歴を自動表示
- 通話録音:すべての通話を自動録音し、後から確認・研修に活用
- 自動発信:リストに沿って自動でダイヤルし、テレアポ業務を効率化
- 通話内容の分析:AIによる音声解析で会話速度・感情起伏などを可視化
- CRM/SFA連携:顧客管理システムと連携し対応履歴を一元管理
- 着信振り分け:担当者やチームへの自動振り分け
CTIのタイプ
コールセンター機能特化型
着信の自動振り分けや通話録音など、コールセンター運営に必要な機能が充実したタイプです。BIZTELのように、規模に応じたプラン展開で小さく始めて拡張できるツールが該当します。
AI音声解析型
通話内容をAIが分析し、対応品質の可視化や営業トークの改善に活用できるタイプです。MiiTelのように、会話速度・沈黙時間・感情起伏を分析する機能を持つツールが該当します。
アウトバウンド営業特化型
テレアポなど発信業務の効率化に特化したタイプです。lisnavi(旧List Navigator.)やComdesk Leadのように、プレディクティブコールなどの発信機能や携帯回線との併用に強みを持つツールが該当します。
CTIの選び方4つのポイント
1. インバウンドかアウトバウンドか
顧客からの問い合わせ対応(インバウンド)が中心か、テレアポなどの発信業務(アウトバウンド)が中心かで、適したツールが変わります。
2. CRM/SFAとの連携
既に利用している顧客管理システムと連携できれば、電話対応の履歴を一元管理でき、対応品質が向上します。
3. 通話品質分析の要否
応対品質の向上や営業トークの改善を重視する場合は、MiiTelのようなAI音声解析機能を持つツールを検討しましょう。
4. 料金体系と通話料
基本料金に加え、通話料が別途かかる場合があります。自社回線を持つツールは通話料が割安になる傾向があるため、想定通話量に応じて比較しましょう。
おすすめCTI10選
ここからは、比較表で取り上げた10サービスの特徴を個別に解説します。
BIZTEL|コールセンター機能が充実
BIZTEL
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 200,000円〜
- 月額費用
- 15,000円〜
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 最短5営業日
- 着信の自動振り分け・通話録音・CRM連携などコールセンター機能が充実
- 規模に応じた12プランで小さく始めて大きく拡張できる
- 最短5営業日での利用開始が可能
株式会社リンクが提供するCTIです。着信の自動振り分け・通話録音・CRM連携などコールセンター機能が充実しており、規模に応じた12プランで小さく始めて大きく拡張できます。最短5営業日での利用開始が可能です。
こんな企業におすすめ:コールセンターを新規に立ち上げる、または既存の運用を効率化したい企業
MiiTel|AI音声解析で応対品質を可視化
MiiTel
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 5,980円〜
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ
- AIによる音声解析で会話速度・沈黙時間・感情起伏を分析
- 通話の録音・文字起こし機能で振り返りが容易
- スマホアプリ対応で外出先からの電話対応も可能
株式会社RevCommが提供するCTIです。AIによる音声解析で会話速度・沈黙時間・感情起伏を分析し、通話の録音・文字起こし機能で振り返りが容易です。スマホアプリにも対応しています。
こんな企業におすすめ:営業トークやカスタマーサポートの応対品質を改善したい企業
lisnavi(旧List Navigator.)|テレアポ向けの発信機能と分析
lisnavi(旧List Navigator.)
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円(電話回線費は別途)
- 月額費用
- テナント料金10,000円+5,000円/ブース〜
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ
- プレディクティブコール・オートコール
- KPI・スタッフ別・リスト別の分析
- CRM・営業支援ツールとの連携
株式会社Scene Liveが提供するCTIで、「List Navigator.」から名称が変わりました。プレディクティブコールやオートコールなどの発信機能と、スタッフ別・リスト別の成績分析を備え、CRMや営業支援ツールとも連携できます。初期費用は0円で、月額はテナント料金10,000円に1ブース5,000円〜が加わります。
こんな企業におすすめ:テレアポ業務が中心で、架電の効率と成果を分析したい企業
Comdesk Lead|IP回線と携帯回線のハイブリッド
Comdesk Lead
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 4,000円〜
- 無料トライアル
- あり(14日間)
- 最短導入
- 要問い合わせ
- IP回線と携帯回線を併用できるハイブリッドな回線構成
- 携帯回線プランは会社支給端末で発着信履歴を自動記録
- 携帯回線利用時は通話し放題で費用を定額化しやすい
株式会社step outが提供するCTIです。IP回線と携帯回線を併用できるハイブリッドな回線構成が特徴で、携帯回線プランは会社支給端末での発着信履歴を自動記録します。通話し放題プランで費用を定額化できます。
こんな企業におすすめ:外出先での携帯電話利用も含めて通話履歴を一元管理したい企業
CallConnect|月額2,400円から・最短即日
CallConnect
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 月額2,400円/ライセンス〜(Starterプラン)
- 無料トライアル
- あり(Proプランを14日間無料で試用可能)
- 最短導入
- 最短即日(申込後2営業日以内にログイン情報を送付)
- 050/0800/0120番号でクラウドPBXを構築
- 通話録音とAIによるテキスト自動変換・音声解析
- Salesforce・HubSpot・ZohoなどCRM連携で通話履歴を自動反映
東証上場のfonfunが提供するクラウド電話システムです。050・0800・0120番号でクラウドPBXを構築でき、Starterプランは月額2,400円/ライセンスからです。初期費用0円で、申込後2営業日以内にログイン情報が届きます。Proプランを14日間無料で試せます。
こんな企業におすすめ:少人数で手早く電話窓口を立ち上げたい企業
GoodCall|工事不要で最短2日
GoodCall
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 10,000円(10内線以上は割引あり)
- 月額費用
- 月額基本料金5,000円+1アカウントあたり4,000円
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 最短2日(工事不要)
- 発信・着信・進捗管理・顧客管理を統合したオールインワン設計
- 工事不要・最短2日で導入可能
- 二段階認証・IP制限・24時間365日監視のセキュリティ機能
グッドリレーションズが提供するオールインワン型のクラウドCTIです。工事不要で最短2日で導入でき、テレアポ業務などに対応します。初期費用10,000円(10内線以上は割引あり)、月額基本料金5,000円に1アカウントあたり4,000円が加わります。
こんな企業におすすめ:アウトバウンド中心の営業部門
InfiniTalk|クラウドとオンプレミスの両対応
InfiniTalk
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円(クラウドスタートプラン)
- 月額費用
- 月額10,000円〜(クラウドスタートプラン)
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 最短即日(クラウドスタートプランの場合)
- 着信ポップアップ・IVR機能とクラウド/オンプレミス両対応
- 365日間保管の通話録音・テキストマイニング機能
- Salesforce等CRM/SFA連携とプレディクティブコール機能
ジェイエムエス・ユナイテッドが提供する音声通信プラットフォームです。クラウドとオンプレミスの両方に対応し、クラウドスタートプランは初期費用0円・月額10,000円からで最短即日導入できます。
こんな企業におすすめ:将来オンプレミスへの移行も視野に入れる企業
BlueBean|契約縛りなしの日割り利用
BlueBean
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要見積もり
- 月額費用
- 要見積もり(5ライセンスから日割り契約)
- 無料トライアル
- あり(14日間の無料デモ環境)
- 最短導入
- 3営業日
- PBX・CTI・CRMをワンストップで提供するAsteriskベース設計
- プレディクティブ発信・クリック発信などのアウトバウンド機能
- Salesforce・kintone・ZOHOなど外部システム連携
ソフツーが提供するクラウド型CTIコールセンターシステムです。契約の縛りがなく5ライセンスから日割りで契約できるため、繁閑差の大きい業務に向きます。14日間の無料デモ環境が用意され、3営業日で導入できます。
こんな企業におすすめ:キャンペーン期間だけ席数を増やしたい企業
CT-e1/SaaS|小規模から100席以上まで
CT-e1/SaaS
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要見積もり
- 月額費用
- 要見積もり
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ
- ACD・IVR・CRM連携などの標準機能を備えたプラットフォーム型CTI
- 数席の小規模窓口から100席以上の大規模拠点まで対応
- 32,000シート・1,825テナントの導入実績(2025年6月時点)
コムデザインが提供するプラットフォーム型のクラウドCTIです。小規模な窓口から100席以上のコンタクトセンターまで同じ基盤で対応します。料金は要見積もりです。
こんな企業におすすめ:将来的に席数を大きく増やす予定がある企業
AmeyoJ|プレディクティブコールと秒課金
- 初期費用
- 300,000円
- 月額費用
- 要見積もり
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 約1ヶ月〜
- PBX・シンプルIVR・ACD機能を標準搭載
- ワンクリック一斉架電のプレディクティブコール機能
- 0120/0570対応の秒課金システムとかけ放題プラン
アイ・ピー・エス・プロが提供するコールセンターシステム「LIPSE」ブランドのCTIです。プレディクティブコールや秒課金に対応します。初期費用は300,000円、月額は要見積もりで、導入まで約1ヶ月からです。
こんな企業におすすめ:発信効率を重視する大規模コールセンター
CTIの料金相場
今回比較した10サービスの実勢価格をもとにすると、料金の目安は次のとおりです(2026年時点の調査)。
- 低価格帯:月額4,000円程度から(例:Comdesk Lead)
- 中価格帯:月額5,980〜10,000円程度(例:MiiTel、lisnavi)
- コールセンター向け:月額15,000円程度から、規模に応じて変動(例:BIZTEL)
基本料金に加えて通話料が別途発生する場合が多いため、想定される通話量もあわせて見積もりを比較しましょう。
CTI導入の流れ
- 現状の電話対応課題の整理:インバウンド・アウトバウンドどちらが中心か、課題を明確にする
- 候補の絞り込みと資料請求:用途・CRM連携・料金体系で2〜3サービスに絞る
- トライアル導入:一部の回線・チームで試験運用し、通話品質と操作性を確認する
- 全社展開と運用ルールの整備:着信振り分けルールなどを設定し本格運用する
CTIに関するよくある質問
Q. CTIの料金相場はどのくらいですか?
月額4,000円程度から利用できるツールもありますが、コールセンター向けの機能が充実したツールは月額15,000円程度からとなることが多くあります。通話料は別途発生する場合があります。
Q. CRMやSFAと連携できますか?
多くのCTIはCRM/SFAとの連携に対応しています。既に利用している顧客管理システムとの連携可否を事前に確認しましょう。
Q. 通話内容を録音・分析できますか?
BIZTELやMiiTelのように、通話録音や音声解析機能を備えたツールがあります。応対品質の向上や研修目的での活用に役立ちます。
Q. テレアポ業務に向いているCTIはありますか?
lisnaviのように、アウトバウンド営業向けにプレディクティブコール・オートコールなどの自動発信機能を持つツールがあります。
まとめ
CTIは、(1)インバウンド/アウトバウンドの用途、(2)CRM/SFAとの連携、(3)通話品質分析の要否、(4)料金体系と通話料の4点を軸に選ぶことが失敗しないコツです。コールセンター運営にはBIZTEL、応対品質の改善にはMiiTel、テレアポ効率化にはlisnavi、携帯電話利用も含めるならComdesk Leadが有力候補です。まずは気になる複数サービスの資料を取り寄せて比較しましょう。
