従業員のための福利厚生を自社で一から企画・運用するのは大きな負担です。福利厚生サービス(パッケージ型福利厚生)を導入すれば、旅行・グルメ・レジャー・自己啓発など幅広い優待メニューを、月額数百円〜数千円/人でまとめて従業員に提供でき、採用競争力や定着率の向上にもつながります。
本記事では、主要な福利厚生サービス10サービスを料金・メニュー・対応規模の観点から比較したうえで、福利厚生サービスの基礎知識・タイプ・選び方・料金相場・よくある質問まで解説します。
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福利厚生サービスのおすすめ比較表
老舗の会員数実績が豊富なものから、低価格帯で始められるものまで特色が分かれます。自社の予算とメニューの好みに合わせて検討しましょう。
| サービス | 月額費用 | 初期費用 | 無料トライアル | 資料 |
|---|---|---|---|---|
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800円〜1,000円/人 | 30,000円〜(規模により変動) | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
ベネフィット・ステーション
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1,000円〜1,750円/人 | 20,000円〜(規模により変動) | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
WELBOX(ウェルボックス)
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400円〜500円/人 | 要見積もり | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
ライフサポート倶楽部
|
要見積もり | 要見積もり | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
| Perk(パーク) | 280円/人〜(利用者数により変動) | 0円 | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
| バリューHR カフェテリアプラン | 要見積もり(個別見積もり) | 要見積もり | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
| 福利アプリ(Leafea) | 要見積もり(業界最安水準を訴求) | 要見積もり | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
| CLUB CCI | 要見積もり | 要見積もり | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
| セゾンフクリコ | 385円(税込)/人〜(ライトプラン) | 要見積もり | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
| freee福利厚生ベネフィットサービス | 400円/ID〜 | 0円 | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
福利厚生サービスとは
福利厚生サービスとは、旅行・宿泊・グルメ・レジャー・自己啓発・育児介護支援など、従業員向けの各種優待・補助をまとめてアウトソースできるパッケージ型のサービスです。企業は月会費を支払うだけで、自社で個別に契約・運用する手間なく、幅広い福利厚生メニューを従業員に提供できます。
従業員は会員専用サイトから好きなメニューを選んで利用でき、企業にとっては採用競争力の向上や従業員満足度の向上、定着率改善といった効果が期待できます。
福利厚生サービスの主な機能
- 旅行・宿泊優待:提携施設やツアーを割引価格で利用できる
- グルメ・レジャー優待:飲食店やレジャー施設の優待クーポンを提供
- 自己啓発支援:資格取得講座やスクールの割引を提供
- 育児・介護支援:ベビーシッターや介護サービスの優待を提供
- 健康支援:人間ドックやフィットネスジムの優待メニューを提供
福利厚生サービスのタイプ
老舗・会員数実績型
長年の運用実績と豊富な会員数を持つタイプです。福利厚生倶楽部やベネフィット・ステーションのように、幅広いメニューと規模別の料金プランを持つサービスが該当します。
健康支援特化型
健康支援メニューに強みを持つタイプです。WELBOXのように、健康支援を中心にライフサポート・育児支援まで幅広く提供するサービスが該当します。
低価格・アプリ完結型
低価格帯で、スマートフォンアプリから特典を使えるタイプです。Perk(パーク)のように、1,000件以上の特典を1人あたり月額280円から利用できるサービスが該当します。
福利厚生サービスの選び方4つのポイント
1. 従業員規模と料金プラン
従業員数に応じて入会金・月会費が変わるため、自社の規模に合った料金プランを確認しましょう。
2. メニューの幅と質
旅行・グルメ・自己啓発・健康支援など、従業員が実際に使いたいメニューが充実しているかを確認しましょう。
3. 1人あたりの月額単価
1人あたり月額350円程度から1,750円程度まで幅があるため、予算に応じて比較しましょう。
4. 人事側の運用負担
会員登録や利用状況の管理がどこまで自動化されているかは、運用担当者の負担に直結します。
おすすめ福利厚生サービス10選
ここからは、比較表で取り上げた10サービスの特徴を個別に解説します。
福利厚生倶楽部|老舗のパッケージ型福利厚生
福利厚生倶楽部
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 30,000円〜(規模により変動)
- 月額費用
- 800円〜1,000円/人
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 旅行・グルメ・レジャー・育児・介護支援など幅広いメニューを提供
- 従業員規模に応じて入会金30,000円〜100,000円、月会費800円〜1,000円/人
- 規模が大きいほど1人あたりの単価が下がる料金体系
株式会社リロクラブが提供するパッケージ型福利厚生サービスです。旅行・グルメ・レジャー・育児・介護支援など幅広いメニューを、従業員規模に応じた月会費800円〜1,000円/人で提供します。
こんな企業におすすめ:老舗の実績を重視し、幅広いメニューをまとめて提供したい企業
ベネフィット・ステーション|会員数No.1クラス
ベネフィット・ステーション
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 20,000円〜(規模により変動)
- 月額費用
- 1,000円〜1,750円/人
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ
- グルメ・レジャー・宿泊・自己啓発・介護・育児など140万件以上の優待メニュー
- 1人あたり月額1,000円〜1,750円前後の料金体系
- 従業員数に応じて入会金20,000円〜1,000,000円
株式会社ベネフィット・ワンが提供するパッケージ型福利厚生サービスです。140万件以上の優待メニューを、1人あたり月額1,000円〜1,750円前後で利用できます。
こんな企業におすすめ:豊富な優待メニュー数を重視する企業
WELBOX|健康支援メニューに強み
WELBOX(ウェルボックス)
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要見積もり
- 月額費用
- 400円〜500円/人
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 健康支援を中心に、ライフサポート・育児支援・スキルアップなど幅広いメニュー
- 従業員規模に応じて月額400円〜500円/人
- 内定者向け「WELBOX for Freshers」は入会金・年会費無料
株式会社イーウェルが提供するパッケージ型福利厚生サービスです。健康支援を中心に、ライフサポート・育児支援・スキルアップなど幅広いメニューを、従業員規模に応じて月額400円〜500円/人で提供します。
こんな企業におすすめ:健康経営を重視し、健康支援メニューを充実させたい企業
ライフサポート倶楽部|リソルグループの施設を優待価格で使える
ライフサポート倶楽部
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要見積もり
- 月額費用
- 要見積もり
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ
- リソルグループの直営ホテル・リゾート・研修施設を優待価格で利用可能
- 健康支援サービスとあわせてウェルビーイングの実現を支援
- 企業ごとに独自のカスタマイズオーダーが可能
リソルライフサポート株式会社が提供するパッケージ型福利厚生サービスです。「キャリア継続支援型」福利厚生をコンセプトに、旅行・宿泊・健康支援・育児介護支援などのメニューを提供します。リソルグループが全国に展開するホテルやリゾート施設、研修施設を優待価格で利用できる点が特徴で、料金は企業規模やカスタマイズ内容に応じた個別見積もりです。
こんな企業におすすめ:宿泊・研修施設の利用を福利厚生に組み込みたい企業
Perk(パーク)|初期費用0円、1人月額280円から使える福利厚生アプリ
Perk(パーク)
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 280円/人〜(利用者数により変動)
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ(最低利用期間12ヶ月)
- 食事・ショッピング・旅行・レジャーなど1,000件以上の特典を用意
- 専用サイト・モバイルアプリで従業員自身が登録・利用できる
- 利用状況の集計・分析機能で運用状況を可視化
ウォンテッドリー株式会社が提供する法人向け福利厚生サービスです。食事・ショッピング・旅行・レジャー・住宅・育児・学習など1,000件以上の特典を、専用サイトやモバイルアプリから従業員自身が検索・利用できます。利用状況の集計・分析機能も備えます。初期費用は0円、月額は1人あたり280円から(最低利用期間12ヶ月)です。
こんな企業におすすめ:低コストで全社に特典を配りたい企業
バリューHR カフェテリアプラン|25,000点以上から選べる健康特化型
バリューHR カフェテリアプラン
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要見積もり
- 月額費用
- 要見積もり(個別見積もり)
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 6ヶ月前後
- 25,000点以上のアイテムから健康関連商品を選べるカフェテリアプラン
- 健診受診や保健指導修了などに応じてインセンティブポイントを付与
- 24時間インターネットで使える専用サイトでポイント管理が可能
株式会社バリューHRが提供する選択型の福利厚生サービスです。25,000点以上のアイテムから従業員が自由に選べるほか、健康診断の受診や保健指導の修了などに応じてインセンティブポイントを付与する仕組みがあり、健康経営の推進とあわせて活用できます。料金は予算やニーズに応じた個別見積もりで、導入までの目安は6ヶ月前後です。
こんな企業におすすめ:健康経営の施策と福利厚生を連動させたい企業
福利アプリ(Leafea)|全国10万店舗以上で使える割引優待
福利アプリ(Leafea)
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要見積もり
- 月額費用
- 要見積もり(業界最安水準を訴求)
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 全国10万店舗以上で使える割引優待を提供
- コンビニで常時10%オフ、大手チェーンカフェで平均6%オフ
- メッセージ付きギフトを従業員に贈れる機能を搭載
株式会社Leafeaが提供する福利厚生サービスです。全国10万店舗以上で使える割引優待を提供しており、コンビニでは常時10%オフ、大手チェーンカフェでは平均6%オフといった特典を利用できます。メッセージを添えてギフトを贈れる機能も搭載しています。企業が月額費用を負担する仕組みで、具体的な金額は公開されていません。
こんな企業におすすめ:日常使いの割引を中心に据えたい企業
CLUB CCI|東京商工会議所の会員企業向けの低コストプラン
CLUB CCI
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要見積もり
- 月額費用
- 要見積もり
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 福利厚生倶楽部やベネフィット・ステーションを会員向けの低コストで利用可能
- 東京商工会議所の会員企業が対象の福利厚生支援サービス
- 旅行・グルメなど幅広い優待メニューを利用できる
東京商工会議所が提供する会員企業向けの福利厚生支援サービスです。福利厚生倶楽部やベネフィット・ステーションといったパッケージ型福利厚生サービスを、東京商工会議所の会員企業向けの低コストなプランで利用できる点が特徴で、旅行・グルメなど幅広い優待メニューを利用できます。利用には同会議所への入会が前提で、料金は要問い合わせです。
こんな企業におすすめ:東京商工会議所に加入している中小企業
セゾンフクリコ|全国25,000施設以上の優待、月額385円(税込)から
セゾンフクリコ
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要見積もり
- 月額費用
- 385円(税込)/人〜(ライトプラン)
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 20日までの申込・25日までの会費支払いで翌月1日利用開始
- 全国25,000施設以上の優待メニューを最大66%OFFで利用可能
- 無料のeラーニングでスキルアップを支援
- 日本語・英語・中国語・ベトナム語など多言語に対応
株式会社クレディセゾンが提供する中小企業向けの福利厚生サービスです。全国25,000施設以上の優待メニューを最大66%OFFで利用でき、映画鑑賞券やレストラン優待に加え、無料のeラーニングも用意されています。多言語に対応。ライトプラン・プラチナプランともに月額385円(税込)からで、5名単位で申し込めます。
こんな企業におすすめ:少人数から導入したい中小企業
freee福利厚生ベネフィットサービス|家族も追加料金なしで招待できる
- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 400円/ID〜
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 最短即日
- 全国10万店以上で使える割引クーポンを提供
- 従業員の家族を追加料金なしで招待可能
- 2ヶ月に1回デジタルギフトを配信
freee株式会社が提供する福利厚生サービスです。全国10万店以上の店舗で使える割引クーポンをスマートフォンアプリで完結して利用でき、近隣店舗を探せるマップ機能も搭載しています。従業員の家族も追加料金なしで招待でき、2ヶ月に1回デジタルギフトが配信されます。初期費用0円、月額400円/IDから、最短即日で導入できます。
こんな企業におすすめ:従業員の家族まで対象を広げたい企業
福利厚生サービスの料金相場
今回比較した10サービスの実勢価格をもとにすると、料金の目安は次のとおりです(2026年時点の調査)。
- 低価格帯:Perk(パーク)のように1人あたり月額280円程度から
- 標準的な価格帯:福利厚生倶楽部やWELBOXのように1人あたり月額400円〜1,000円程度
- 高機能・多メニュー型:ベネフィット・ステーションのように1人あたり月額1,000円〜1,750円程度
一般的な相場としては、入会金は無料〜数十万円(従業員規模による)、月額は1人あたり350円〜1,750円程度とされています。
福利厚生サービス導入の流れ
- 従業員ニーズの把握:旅行・グルメ・健康支援などどのメニューを重視するか整理する
- 候補の絞り込みと資料請求:従業員規模・料金・メニューで2〜3サービスに絞る
- 社内周知と会員登録:利用方法や会員サイトの使い方を従業員に周知する
- 利用状況のフォローアップ:利用率を確認し、必要に応じてメニューの周知を強化する
福利厚生サービスに関するよくある質問
Q. 福利厚生サービスの料金相場はどのくらいですか?
1人あたり月額350円〜1,750円程度が目安で、入会金は従業員規模に応じて無料〜数十万円程度です。
Q. 従業員規模が大きいほど1人あたりの単価は下がりますか?
福利厚生倶楽部やベネフィット・ステーションのように、多くのサービスで従業員規模が大きいほど1人あたりの単価が下がる料金体系になっています。
Q. 健康経営を重視する場合はどのサービスが向いていますか?
WELBOXのように、健康支援メニューに強みを持つサービスが健康経営の取り組みと相性が良いでしょう。
Q. 低価格で導入できるサービスはありますか?
Perk(パーク)のように、1人あたり月額280円から利用できる低価格帯のサービスもあります。
まとめ
福利厚生サービスは、(1)従業員規模と料金プラン、(2)メニューの幅と質、(3)1人あたりの月額単価、(4)人事側の運用負担の4点を軸に選ぶことが失敗しないコツです。老舗の実績を重視するなら福利厚生倶楽部、メニュー数を重視するならベネフィット・ステーション、健康支援を重視するならWELBOX、低価格を重視するならPerk(パーク)が有力候補です。まずは気になる複数サービスの資料を取り寄せて比較しましょう。
