労務管理システムのおすすめ4選を比較【2026年版】料金・機能・選び方

入社手続きや年末調整のたびに紙の書類を配布・回収し、社会保険の手続きも手作業で行っていませんか。労務管理システムを導入すれば、入社手続き・雇用契約・年末調整・社会保険手続きをオンラインで完結でき、労務担当者の負担を大きく減らせます。

本記事では、主要な労務管理システム4サービスを料金・機能・対象規模の観点から比較したうえで、労務管理システムの基礎知識・タイプ・選び方・料金相場・よくある質問まで解説します。

労務管理システムのおすすめ比較表

従業員30名まで無料のものから、124種類の手続きに対応する高機能なものまで特色が分かれます。自社の従業員規模と必要な手続きに合わせて検討しましょう。

サービス 月額費用 初期費用 無料トライアル 資料
SmartHR 0円〜(30名まで無料) 0円 要問い合わせ 資料請求ページ
HRMOS労務給与 要問い合わせ 要問い合わせ なし 資料請求ページ
オフィスステーション労務 440円/人〜(10名以下は一律4,400円) 110,000円 あり(30日間) 資料請求ページ
ジンジャー人事労務 300円/人〜 要問い合わせ あり(1ヶ月) 資料請求ページ

労務管理システムとは

労務管理システムとは、入社・退社手続き、雇用契約の締結、年末調整、社会保険・雇用保険の手続きなど、労務に関わる各種手続きをオンラインで完結できるシステムです。従業員が入力した情報をもとに、行政への提出書類が自動作成されるため、記入ミスや手続き漏れを防げます。

紙の書類での労務手続きは、従業員・労務担当者双方の記入の手間に加え、法改正への対応漏れのリスクがつきまといます。労務管理システムを使えば、法改正にも自動で対応でき、勤怠管理・給与計算システムと連携することで、入社から退社までの手続きを一気通貫で効率化できます。

労務管理システムの主な機能

  • 入社・退社手続き:従業員がスマホ・PCから必要事項を入力し、行政提出書類を自動作成
  • 雇用契約の電子化:雇用契約書の作成・締結をオンラインで完結
  • 年末調整:従業員の入力内容から年末調整書類を自動計算・作成
  • 社会保険・雇用保険手続き:資格取得・喪失などの手続き書類を自動作成
  • 従業員データベース:氏名・住所・家族構成などの基本情報を一元管理
  • 他システム連携:勤怠管理・給与計算・タレントマネジメントとのデータ連携

労務管理システムのタイプ

労務管理特化・シェア上位型

労務管理機能に強みを持ち、豊富な導入実績があるタイプです。SmartHRのように、労務管理クラウドとして7年連続シェアNo.1を謳い、30名までは無料で利用できるツールが該当します。

採用・勤怠と一体の統合型

採用管理や勤怠管理と連携し、人事データを起点に労務・給与業務まで一気通貫で行うタイプです。HRMOS労務給与のように、採用から労務・給与までをシームレスに連携できるツールが該当します。

アラカルト・従量課金型

必要な手続き・機能だけを選んで導入でき、従業員数に応じた従量課金が中心のタイプです。オフィスステーション労務やジンジャー人事労務のように、124種類の手続きや機能ごとの料金設定に対応するツールが該当します。

労務管理システムの選び方4つのポイント

1. 自社の従業員規模

30名以下の小規模企業なら無料プランのあるツール、数百名規模の企業なら従量課金の単価や最低利用料金を確認しましょう。

2. 対応している手続きの範囲

入社・退社手続きだけで十分か、社会保険・年末調整まで含めて電子化したいかによって、必要な機能範囲が変わります。

3. 勤怠・給与計算システムとの連携

労務データを勤怠・給与計算システムと連携できれば、二重入力の手間を省け、常に最新の従業員情報を保てます。

4. 料金体系(従量課金か機能別課金か)

1人あたりの月額課金が中心ですが、機能ごとに料金が設定されているツールもあります。利用したい機能と従業員数を整理してから見積もりを比較しましょう。

おすすめ労務管理システム4選

ここからは、比較表で取り上げた4サービスの特徴を個別に解説します。

SmartHR|労務管理クラウド7年連続シェアNo.1

SmartHR のサイト画面

SmartHR

★★★★★★★★★★
初期費用
0円
月額費用
0円〜(30名まで無料)
無料トライアル
要問い合わせ
最短導入
要問い合わせ
  • 入社手続き・雇用契約・年末調整・給与明細配布など労務機能が豊富
  • 70,000社以上の導入実績を持つ労務管理クラウド7年連続シェアNo.1
  • 従業員30名までは無料、タレントマネジメント機能にも拡張可能

株式会社SmartHRが提供する労務管理システムです。入社手続き・雇用契約管理・年末調整・給与明細の配布など労務管理の基本機能が豊富で、70,000社以上の導入実績があります。従業員30名までは無料で利用でき、タレントマネジメント機能にも拡張できます。

こんな企業におすすめ:初めて労務管理システムを導入する中小企業、無料から始めたい企業

HRMOS労務給与|採用から労務・給与までを一気通貫

HRMOS労務給与 のサイト画面

HRMOS労務給与

★★★★★★★★★★
初期費用
要問い合わせ
月額費用
要問い合わせ
無料トライアル
なし
最短導入
要問い合わせ
  • 採用管理・勤怠管理と連携した労務・給与の一元管理
  • 給与計算・年末調整・社会保険手続きをシステム上で完結
  • HRMOSシリーズの他プロダクトとの連携が可能

株式会社ビズリーチが提供する労務管理システムです。人事データを基盤に労務・給与業務を一元管理し、採用管理や勤怠管理と連携して社会保険手続きまでシステム上で完結できます。料金は個別見積もりとなります。

こんな企業におすすめ:採用から労務・給与まで一気通貫で管理したい企業

オフィスステーション労務|124種類の手続きに対応

オフィスステーション労務 のサイト画面

オフィスステーション労務

★★★★★★★★★★
初期費用
110,000円
月額費用
440円/人〜(10名以下は一律4,400円)
無料トライアル
あり(30日間)
最短導入
要問い合わせ
  • 社会保険・労働保険など124種類の手続きに対応
  • 入力するだけで申請から承認までクラウド上で完結
  • 10名以下は月額一律4,400円のシンプルな料金体系

株式会社エフアンドエムが提供する労務管理システムです。情報を入力するだけで申請から承認までクラウド上で完結し、社会保険・労働保険関連など計124種類の手続きに対応します。10名以下は月額一律4,400円というシンプルな料金体系です。

こんな企業におすすめ:幅広い労務手続きを一つのシステムでカバーしたい企業

ジンジャー人事労務|利用製品×利用人数のシンプル課金

ジンジャー人事労務 のサイト画面

ジンジャー人事労務

★★★★★★★★★★
初期費用
要問い合わせ
月額費用
300円/人〜
無料トライアル
あり(1ヶ月)
最短導入
要問い合わせ
  • 社保手続き・書類配布・年調収集など機能ごとに選択可能
  • 利用製品×利用人数のシンプルな料金体系
  • 課金対象は在職者・休職者のみ(退職者は対象外)

jinjer株式会社が提供する労務管理システムです。社保手続き・書類配布・年調収集などの機能を組み合わせて利用でき、料金は「利用製品×利用人数」で決まります。課金対象は在職者・休職者のみで、退職者は対象外です。

こんな企業におすすめ:必要な機能だけを選んでコストを最適化したい企業

労務管理システムの料金相場

今回比較した4サービスの実勢価格をもとにすると、料金の目安は次のとおりです(2026年時点の調査)。

  • 無料〜低価格帯:SmartHRのように30名まで無料で使えるツールもある
  • 従量課金型:1人あたり月額300〜440円程度が中心(例:ジンジャー人事労務、オフィスステーション労務)
  • 統合型・大企業向け:HRMOS労務給与のように要問い合わせの個別見積もりが中心

一般的な相場としては、初期費用は無料〜40万円程度、月額は1ユーザーあたり200〜2,000円程度とされています。

労務管理システム導入の流れ

  1. 現状の労務手続きの棚卸し:紙で行っている手続きと、電子化したい範囲を整理する
  2. 候補の絞り込みと資料請求:従業員規模・対応手続き・料金体系で2〜3サービスに絞る
  3. トライアル導入:一部の手続きから試験的に電子化し、従業員の操作性を確認する
  4. 全社展開と運用ルールの整備:入社・退社フローを整備し全社に展開する

労務管理システムに関するよくある質問

Q. 労務管理システムの料金相場はどのくらいですか?

初期費用は無料〜40万円程度、月額は1ユーザーあたり200〜2,000円程度が目安です。SmartHRのように30名まで無料のツールもあります。

Q. 勤怠管理システムとの違いは何ですか?

勤怠管理システムが日々の出退勤記録に主眼を置くのに対し、労務管理システムは入社・退社手続きや年末調整、社会保険手続きなど、より広い労務業務をカバーします。多くのベンダーが両方を連携できるシリーズとして提供しています。

Q. 中小企業でも導入する価値はありますか?

SmartHRのように無料プランがあるツールもあり、従業員数が少ないうちから労務手続きを電子化しておくことで、組織拡大後もスムーズに運用できます。

Q. 給与計算システムと連携できますか?

多くの労務管理システムは給与計算システムとの連携に対応しています。同一シリーズでそろえれば、データ連携の手間を最小化できます。

まとめ

労務管理システムは、(1)従業員規模、(2)対応手続きの範囲、(3)勤怠・給与計算との連携、(4)料金体系の4点を軸に選ぶことが失敗しないコツです。無料から始めるならSmartHR、採用から一気通貫で管理するならHRMOS労務給与、幅広い手続きに対応したいならオフィスステーション労務、機能を選んでコストを最適化するならジンジャー人事労務が有力候補です。まずは気になる複数サービスの資料を取り寄せて比較しましょう。

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