評価シートをExcelで配布・回収し、集計だけで何日もかかっていませんか。人事評価システムを導入すれば、評価シートの作成・配布・回収・集計を電子化し、収集したデータを人材配置や育成にも活用できるようになります。
本記事では、主要な人事評価システム4サービスを料金・機能・対象規模の観点から比較したうえで、人事評価システムの基礎知識・タイプ・選び方・料金相場・よくある質問まで解説します。
人事評価システムのおすすめ比較表
評価制度の構築支援が受けられるものから、360度評価に特化したものまで特色が分かれます。自社の評価制度の成熟度に合わせて検討しましょう。
| サービス | 月額費用 | 初期費用 | 無料トライアル | 資料 |
|---|---|---|---|---|
あしたのクラウドHR
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45,000円〜 | 要問い合わせ | あり | 資料請求ページ |
CBASE 360°
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2,200円/名〜(年間契約) | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
One人事[人事評価]
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要問い合わせ | 要問い合わせ | あり(30日間) | 資料請求ページ |
HRBrain 人事評価
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59,800円〜 | 0円 | あり(7日間) | 資料請求ページ |
人事評価システムとは
人事評価システムとは、評価シートの作成・配布・回収・集計といった人事評価業務を電子化し、蓄積した評価データを組織人事の最適化に活用するためのシステムです。紙やExcelでの評価運用では、シートの配布漏れや集計ミス、評価履歴の管理が煩雑になりがちです。
人事評価システムを使えば、評価の進捗状況をリアルタイムに把握でき、過去の評価履歴も蓄積されるため、昇給・昇格の判断や人材育成の材料としても活用しやすくなります。費用相場はおおむね1ユーザーあたり月額300円程度からとされています。
人事評価システムの主な機能
- 評価シートのテンプレート化:目標管理シートや評価シートをフォーマット化し、配布・回収を効率化
- 進捗管理:評価者・被評価者ごとの入力状況をリアルタイムに可視化
- 多面評価(360度評価):上司だけでなく同僚・部下からの評価も収集し、多角的に評価
- 評価データの蓄積・分析:過去の評価履歴を蓄積し、昇給・昇格の判断材料として活用
- 給与連携:評価結果を給与査定・賞与算定に連携
- 制度構築支援:評価制度が未整備の企業向けに、専門コンサルタントが設計を支援
人事評価システムのタイプ
制度構築支援込み型
評価制度そのものの設計から支援してもらえるタイプです。あしたのクラウドHRのように、専任コンサルタントが評価制度構築を伴走支援するツールが該当し、評価制度が未整備の企業に向いています。
360度評価特化型
上司・同僚・部下による多面的な評価に特化したタイプです。CBASE 360°のように、360度評価の実施に特化し、大手企業への導入実績が豊富なツールが該当します。
人事労務シリーズ一体型
労務・勤怠・給与計算など他の人事機能と一体で提供されるタイプです。One人事のように、必要な機能だけを選んで導入できる柔軟性を持つツールが該当します。
カスタムプラン方式型
評価制度のみか、目標管理・1on1まで含めるかなど、活用範囲に応じてプランを組み立てるタイプです。HRBrainのように、専任担当者のサポートを含めた明朗な料金体系のツールが該当します。
人事評価システムの選び方4つのポイント
1. 評価制度の成熟度
評価制度がまだ整っていない場合は、制度構築の支援を受けられるツールを選ぶと、導入後の運用がスムーズです。
2. 評価手法との適合性(通常評価か360度評価か)
上司からの一方向評価で十分か、同僚・部下も含めた多面評価が必要かによって、適したツールが変わります。
3. 他の人事システムとの連携
給与計算やタレントマネジメントシステムと連携できれば、評価結果をそのまま給与査定や人材配置に活用できます。
4. 料金体系と対象人数
1人あたりの月額課金や年間契約のアカウント課金など、料金体系はツールによって異なります。対象人数に応じた総額を試算しましょう。
おすすめ人事評価システム4選
ここからは、比較表で取り上げた4サービスの特徴を個別に解説します。
あしたのクラウドHR|専任コンサルタントの制度構築支援付き
あしたのクラウドHR
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要問い合わせ
- 月額費用
- 45,000円〜
- 無料トライアル
- あり
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 専任コンサルタントによる評価制度構築支援
- AIによる自動添削・評価者モニタリング機能
- 評価から給与査定までクラウド上で一気通貫
株式会社あしたのチームが提供する人事評価システムです。導入実績3,000件以上を誇り、専任コンサルタントによる評価制度構築支援を受けられるため、評価制度が未整備の企業でも安心して導入できます。月額45,000円からで、無料トライアルも用意されています。
こんな企業におすすめ:評価制度がまだ整っておらず、専門家の支援を受けながら構築したい企業
CBASE 360°|提供実績17年の360度評価特化型
CBASE 360°
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要問い合わせ
- 月額費用
- 2,200円/名〜(年間契約)
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 上司・同僚・部下による多面的な360度評価に特化
- 提供実績17年、導入社数1,000社以上
- リピート率90%以上の高い継続利用実績
株式会社シーベースが提供する360度評価に特化したシステムです。提供実績17年、導入社数1,000社以上を誇り、特に大手企業への導入が豊富です。対象人数に応じたアカウント課金制で、101〜500名なら1名あたり2,200円からとなっています。
こんな企業におすすめ:上司・同僚・部下による多面的な評価を導入したい企業
One人事[人事評価]|人事労務シリーズと一体型
One人事[人事評価]
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要問い合わせ
- 月額費用
- 要問い合わせ
- 無料トライアル
- あり(30日間)
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 労務・勤怠・給与計算など人事労務シリーズと連携
- 導入する機能だけを自由に選べる柔軟な料金体系
- 30日間の無料トライアルで全機能を試せる
One人事株式会社が提供する人事評価システムです。労務管理・勤怠管理・給与計算・タレントマネジメントなど他モジュールと連携し、必要な機能だけを自由に組み合わせられます。30日間の無料トライアルで全機能を試せます。
こんな企業におすすめ:労務・勤怠・給与計算など他の人事機能もまとめて刷新したい企業
HRBrain 人事評価|使いやすさNo.1のカスタムプラン方式
HRBrain 人事評価
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 59,800円〜
- 無料トライアル
- あり(7日間)
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 評価制度のみ〜目標管理・1on1まで選べるカスタムプラン方式
- 専任担当者による運用サポートが料金に含まれる
- 使いやすさNo.1を掲げるシンプルなUI
株式会社HRBrainが提供する人事評価システムです。評価制度のみから目標管理・1on1まで、活用したい範囲に応じて選べるカスタムプラン方式を採用しています。月額59,800円からで、専任担当者のサポート費用も含まれる明朗会計です。7日間の無料トライアルがあります。
こんな企業におすすめ:評価だけでなく目標管理・1on1まで段階的に拡張したい企業
人事評価システムの料金相場
今回比較した4サービスの実勢価格をもとにすると、料金の目安は次のとおりです(2026年時点の調査)。
- 月額固定制:月額45,000円〜59,800円程度から(例:あしたのクラウドHR、HRBrain)
- アカウント課金制(360度評価):1名あたり2,200円〜(101〜500名、年間契約)(例:CBASE 360°)
- 個別見積もり型:導入機能・利用人数に応じて変動(例:One人事)
一般的な費用相場は1ユーザーあたり月額300円程度からとされていますが、専任コンサルタントの制度構築支援や360度評価など、機能が高度になるほど料金は上がる傾向にあります。
人事評価システム導入の流れ
- 現状の評価制度の整理:既存の評価シート・評価フローと、電子化したい範囲を洗い出す
- 候補の絞り込みと資料請求:制度構築支援の要否・評価手法・料金体系で2〜3サービスに絞る
- トライアル導入:一部部署で試験運用し、評価者・被評価者双方の使いやすさを確認する
- 全社展開と運用定着:評価スケジュールや運用ルールを整備したうえで全社に展開する
人事評価システムに関するよくある質問
Q. 人事評価システムの料金相場はどのくらいですか?
1ユーザーあたり月額300円程度からが目安ですが、専任コンサルタントの支援や360度評価などの機能を含む場合は、月額45,000円〜60,000円程度からの固定料金となることが多くあります。
Q. 評価制度が整っていなくても導入できますか?
あしたのクラウドHRのように、専任コンサルタントが評価制度の設計から支援してくれるサービスもあります。評価制度が未整備の場合は、こうした構築支援込みのツールを検討しましょう。
Q. 360度評価とは何ですか?
上司からの一方向評価だけでなく、同僚や部下など複数の立場から評価を集めることで、より客観的で多角的な人材評価を行う手法です。CBASE 360°のように、この評価手法に特化したツールもあります。
Q. タレントマネジメントシステムとの違いは何ですか?
人事評価システムが評価シートの作成・集計に特化しているのに対し、タレントマネジメントシステムは評価結果に加えてスキル・経歴・異動履歴なども含めた人材情報全体を管理し、配置・育成といった戦略的活用まで対応する点が異なります。
まとめ
人事評価システムは、(1)評価制度の成熟度、(2)評価手法との適合性、(3)他システムとの連携、(4)料金体系の4点を軸に選ぶことが失敗しないコツです。制度構築から支援してほしいならあしたのクラウドHR、360度評価に特化するならCBASE 360°、人事労務をまとめて刷新するならOne人事、段階的に機能を拡張したいならHRBrainが有力候補です。まずは気になる複数サービスの資料を取り寄せて比較しましょう。