リモートワークやオンライン商談が定着し、Web会議システム選びが業務効率を左右するようになっていませんか。Web会議システムを導入すれば、離れた拠点や取引先とも安定した通信品質でオンライン会議を行い、移動時間の削減とコミュニケーションの円滑化を両立できます。
本記事では、主要なWeb会議システム4サービスを料金・機能・対象規模の観点から比較したうえで、Web会議システムの基礎知識・タイプ・選び方・料金相場・よくある質問まで解説します。
Web会議システムのおすすめ比較表
世界的に広く使われる定番から、国産のセキュリティ重視型、無料で使える手軽なものまで特色が分かれます。利用シーンに合わせて検討しましょう。
| サービス | 月額費用 | 初期費用 | 無料トライアル | 資料 |
|---|---|---|---|---|
Zoom
|
2,125円〜 | 0円 | あり | 資料請求ページ |
Cisco Webex Meetings
|
0円〜(Businessプランは2,200円〜) | 0円 | あり(Freeプラン、クレジットカード登録不要) | 資料請求ページ |
Whereby
|
0円〜(無料プランあり) | 0円 | あり | 資料請求ページ |
LiveOn
|
3,000円〜 | 78,000円〜 | あり | 資料請求ページ |
Web会議システムとは
Web会議システムとは、インターネット経由で音声・映像をやり取りし、離れた場所にいる複数人でオンライン会議を行うためのシステムです。画面共有・録画・チャットなどの機能を備え、社内会議から取引先との商談、ウェビナーまで幅広く活用されています。
テレワークの定着により、対面での打ち合わせをオンラインに置き換える機会が増えています。Web会議システムを使えば、移動時間やコストを削減しながら、遠方の拠点や取引先ともスムーズにコミュニケーションを取れます。
Web会議システムの主な機能
- 音声・映像通話:複数人での同時接続によるオンライン会議
- 画面共有:資料やアプリケーション画面を参加者と共有
- クラウド録画:会議内容を録画し、後から議事録作成や振り返りに活用
- ホワイトボード:オンライン上での共同編集・ブレインストーミング
- 管理ダッシュボード:利用状況やライセンスの管理
- 外部連携:カレンダー・チャットツールとの連携
Web会議システムのタイプ
グローバル標準・高機能型
世界的に広く利用され、安定した通信品質と豊富な機能を備えるタイプです。Zoomのように、ホワイトボードやクラウド録画などの機能が充実し、大人数の会議にも対応するツールが該当します。
国産・セキュリティ重視型
国内企業のセキュリティ要件や商習慣に合わせて設計されたタイプです。V-CUBE ミーティングのように、官公庁・金融機関などセキュリティ重視の企業での導入実績が豊富なツールが該当します。
手軽・無料型
専用アプリのインストールが不要で、URLクリックだけで参加できる手軽なタイプです。Wherebyのように、無料プランで小規模な会議に対応できるツールが該当します。
定額制・多拠点型
1拠点あたりの完全定額制で、人数を気にせず利用できるタイプです。LiveOnのように、高音質・高画質の通信品質に定評があるツールが該当します。
Web会議システムの選び方3つのポイント
1. 参加人数と会議の規模
少人数の打ち合わせが中心か、ウェビナーなど大人数での利用も想定するかによって、必要なプランが変わります。
2. セキュリティ要件
官公庁や金融機関など、セキュリティ要件が厳しい業種では、国産のセキュリティ重視型システムを検討しましょう。
3. 取引先の受容性
取引先と会議を行う機会が多い場合、相手が使い慣れているシステムを選ぶとスムーズです。Zoomのように広く普及しているシステムは、案内なしでも参加してもらいやすい利点があります。
おすすめWeb会議システム4選
ここからは、比較表で取り上げた4サービスの特徴を個別に解説します。
Zoom|世界的に広く利用される定番
Zoom
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 2,125円〜
- 無料トライアル
- あり
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 安定した通信品質と使いやすさで世界的に広く利用されている
- ホワイトボード・クラウド録画・管理ダッシュボードが充実
- ビジネスプランは300名まで、エンタープライズは最大1,000名まで対応
Zoom Video Communications, Inc.が提供するWeb会議システムです。安定した通信品質と使いやすさで世界的に広く利用されています。ホワイトボード・クラウド録画・管理ダッシュボードが充実しており、ビジネスプランは300名まで、エンタープライズは最大1,000名まで対応します。
こんな企業におすすめ:取引先との会議も含めて広く使われているシステムを選びたい企業
V-CUBE ミーティング|国産のセキュリティ重視型
V-CUBE ミーティング
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要問い合わせ
- 月額費用
- 2,000円〜
- 無料トライアル
- あり
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 国内企業のセキュリティ要件や商習慣に合わせた国産システム
- 官公庁・金融機関などセキュリティ重視の企業での導入実績が豊富
- 同時接続ポート数に応じた契約形態、国内・海外向けプランを用意
株式会社ブイキューブが提供するWeb会議システムです。国内企業のセキュリティ要件や商習慣に合わせた国産システムで、官公庁・金融機関などセキュリティ重視の企業での導入実績が豊富です。同時接続ポート数に応じた契約形態があります。
こんな企業におすすめ:セキュリティ要件が厳しい官公庁・金融機関・大企業
Whereby|アプリ不要で手軽に参加できる
Whereby
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 0円〜(無料プランあり)
- 無料トライアル
- あり
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 専用アプリ不要、URLクリックだけでブラウザから参加可能
- 無料プランで会議室1つ・4人までの利用が可能
- 小規模なミーティングやカジュアルな打ち合わせに向く
Whereby ASが提供するWeb会議システムです。専用アプリ不要で、URLクリックだけでブラウザから参加できます。無料プランで会議室1つ・4人までの利用が可能で、小規模なミーティングやカジュアルな打ち合わせに向いています。
こんな企業におすすめ:取引先に手軽に参加してもらいたい小規模な打ち合わせが中心の企業
LiveOn|完全定額制で人数無制限
LiveOn
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 78,000円〜
- 月額費用
- 3,000円〜
- 無料トライアル
- あり
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 1ライセンス(1拠点)あたりの完全定額制で人数無制限
- 高音質・高画質での通信品質に定評がある
- オプションの多人数モードで最大同時接続数を無制限に拡張可能
有限会社ネクストネットが提供するWeb会議システムです。1ライセンス(1拠点)あたりの完全定額制で人数無制限が特徴で、高音質・高画質での通信品質に定評があります。オプションの多人数モードで最大同時接続数を無制限に拡張できます。
こんな企業におすすめ:多拠点間で頻繁に会議を行い、人数を気にせず利用したい企業
Web会議システムの料金相場
今回比較した4サービスの実勢価格をもとにすると、料金の目安は次のとおりです(2026年時点の調査)。
- 無料〜低価格帯:Wherebyのように無料プランから利用できるツールもある
- 中価格帯:月額2,000〜3,000円程度が中心的な価格帯(例:V-CUBE ミーティング、Zoom、LiveOn)
多くのツールがライセンス数や同時接続数に応じたプラン制のため、想定する会議の参加人数や拠点数を整理してから比較しましょう。
Web会議システム導入の流れ
- 利用シーンの整理:社内会議・取引先との商談・ウェビナーなど、主な用途を整理する
- 候補の絞り込みと資料請求:参加人数・セキュリティ要件・料金体系で2〜3サービスに絞る
- トライアル導入:実際に会議を行い、通信品質と操作性を確認する
- 全社展開と運用ルールの整備:利用ガイドラインを整備し全社に展開する
Web会議システムに関するよくある質問
Q. Web会議システムの料金相場はどのくらいですか?
無料プランから利用できるツールもありますが、有料プランは月額2,000〜3,000円程度が中心的な価格帯です。
Q. 取引先が使い慣れているシステムを選ぶべきですか?
Zoomのように世界的に広く普及しているシステムは、取引先にとっても案内なしで参加しやすい利点があります。社外との会議が多い場合は、こうした汎用性の高いシステムを検討しましょう。
Q. セキュリティを重視する場合はどれを選ぶべきですか?
V-CUBE ミーティングのように、官公庁・金融機関での導入実績が豊富な国産システムは、セキュリティ要件への対応力が高い傾向にあります。
Q. 無料プランだけで運用できますか?
Wherebyのように、小規模な会議であれば無料プランでも十分運用できる場合があります。会議室数や参加人数に制限があるため、規模が拡大した際は有料プランへの移行を検討しましょう。
まとめ
Web会議システムは、(1)参加人数と会議の規模、(2)セキュリティ要件、(3)取引先の受容性の3点を軸に選ぶことが失敗しないコツです。汎用性を重視するならZoom、セキュリティを重視するならV-CUBE ミーティング、手軽さを求めるならWhereby、多拠点での定額利用にはLiveOnが有力候補です。まずは気になる複数サービスの資料を取り寄せて比較しましょう。