タスクの進捗がメンバーごとにバラバラで、誰が何をどこまで進めているか把握できていませんか。プロジェクト管理ツールを導入すれば、タスク・スケジュール・工数をチーム全体で可視化し、進行の遅れやボトルネックを早期に発見できます。
本記事では、主要なプロジェクト管理ツール10サービスを料金・機能・対象規模の観点から比較したうえで、プロジェクト管理ツールの基礎知識・タイプ・選び方・料金相場・よくある質問まで解説します。
プロジェクト管理のサービス資料を無料で請求
無料・1回の入力でまとめて請求できます
プロジェクト管理ツールのおすすめ比較表
無料プランで始められる汎用型から、オンプレミス対応の高機能型まで特色が分かれます。チーム規模とプロジェクトの複雑さに合わせて検討しましょう。
| サービス | 月額費用 | 初期費用 | 無料トライアル | 資料 |
|---|---|---|---|---|
Wrike
|
0円〜(無料プランあり) | 0円 | あり(2週間) | 資料請求ページ |
Jooto
|
0円〜(無料プランあり) | 0円 | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
Brabio!
|
0円〜(無料プランあり) | 0円 | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
My Redmine
|
10,000円〜 | 0円 | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
| Jira Software | 0円〜(無料プランあり、有料は要見積もり) | 0円 | あり | 資料請求ページ |
| Zoho Projects | 0円〜(無料プランあり、有料は要見積もり) | 0円 | あり(15日間) | 資料請求ページ |
| OBPM Neo | 105,000円〜(税抜) | 要見積もり | あり(全機能利用可能) | 資料請求ページ |
| Smartsheet | 要見積もり | 要見積もり | あり(30日間、クレジットカード不要) | 資料請求ページ |
| ClickUp | 0円〜(無料プランあり) | 0円 | あり | 資料請求ページ |
| Airtable | 0円〜(無料プランあり) | 0円 | あり(無料プランで利用開始可能) | 資料請求ページ |
プロジェクト管理ツールとは
プロジェクト管理ツールとは、タスクの割り当て・進捗管理・スケジュール(ガントチャート)・工数管理などをチームで一元管理するためのツールです。Excelやメールでのやり取りでは、最新の進捗状況が属人化しやすく、遅延や認識のずれに気づくのが遅れがちです。プロジェクト管理ツールを使えば、誰が何をいつまでに担当しているかをリアルタイムに可視化し、チーム全体の生産性を高められます。
プロジェクト管理ツールの主な機能
- タスク管理:担当者・期限・優先度を設定し、カンバン形式やリスト形式でタスクを管理
- ガントチャート:プロジェクト全体のスケジュールと依存関係を時系列で可視化
- 進捗の可視化:タスクのステータスや完了率をダッシュボードで確認
- コミュニケーション機能:タスクごとのコメントやファイル共有でやり取りを一元化
- 工数・リソース管理:メンバーごとの稼働状況を把握し、負荷の偏りを防止
- 外部連携:チャットツールやカレンダー、開発ツールとの連携
プロジェクト管理ツールのタイプ
カンバン・シンプル型
カード形式で直感的にタスクを管理できるタイプです。Jootoのように、カンバンボードとガントチャートを併用できるシンプルなツールが該当し、初めて導入するチームでも使いやすいのが特徴です。
高機能・大規模プロジェクト向け型
WBS(作業分解構成図)やガントチャートを軸に、複数プロジェクト・大人数のチームを統率するタイプです。Wrikeのように、大規模組織での本格運用を想定した機能を備えたツールが該当します。
オンプレミス対応型
自社サーバーでの運用が必要な企業向けのタイプです。My Redmineのように、オープンソースのRedmineをベースにしたツールで、セキュリティポリシー上クラウドを利用できない企業でも導入しやすいのが特徴です。
スケジュール共有特化型
複数人・複数プロジェクトのスケジュールを横断的に共有することに強みを持つタイプです。Brabio!のように、ガントチャートでのスケジュール調整に特化したツールが該当します。
プロジェクト管理ツールの選び方4つのポイント
1. チーム規模とプロジェクトの複雑さ
小規模チームのシンプルなタスク管理か、複数プロジェクトを横断する大規模な進行管理かによって、必要な機能とツールの規模感が変わります。
2. クラウド型かオンプレミス型か
クラウド型はサーバー管理が不要で初期コストを抑えられ、リモートワークにも対応しやすい一方、オンプレミス型は自社ポリシーに合わせた運用が可能です。
3. 既存ツールとの連携
チャットツールやカレンダー、開発用のツールと連携できれば、タスクの登録や進捗更新の手間を減らせます。
4. 無料プラン・トライアルの有無
本導入前に操作感やチームへの定着度を確認したい場合、無料プランやトライアル期間があるツールを選ぶと安心です。
おすすめプロジェクト管理ツール10選
ここからは、比較表で取り上げた10サービスの特徴を個別に解説します。
Wrike|大規模チームを統率する高機能型
Wrike
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 0円〜(無料プランあり)
- 無料トライアル
- あり(2週間)
- 最短導入
- 要問い合わせ
- ガントチャート・カンバンボード・タイムトラッキングが利用可能
- Excel・Wordなど多くの外部アプリと統合可能
- 5〜200ユーザーの範囲で契約できるProfessional・Businessプラン
Wrike, Inc.が提供するプロジェクト管理ツールです。WBSとガントチャートを軸に、複数プロジェクト・大人数のチームを統率できる高機能な設計が特徴です。無料プランを用意しつつ、2週間の無料トライアルで上位プランの機能も試せます。
こんな企業におすすめ:複数プロジェクトを横断管理する大規模チーム
Jooto|カンバン形式で直感的に使えるシンプル型
Jooto
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 0円〜(無料プランあり)
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ
- カンバンボード形式でタスクを直感的にドラッグ&ドロップ管理
- 4名まで利用できる無料プランがある
- 1ユーザー月額500円からのStarterプラン、年契約でさらに割安
株式会社PR TIMESが提供するプロジェクト管理ツールです。カード形式(カンバンボード)でタスクを直感的に管理でき、無料プラン(1ユーザー)と1ユーザー月額417円(年契約・税抜)からの有料プランがあります。ただし公式サイトでは2027年7月31日で一般提供を終了し、8月1日以降に登録データを順次削除する予定と告知されています。
こんな企業におすすめ:すでに利用中で、提供終了までにデータ移行を計画する企業
Brabio!|スケジュール共有に特化
Brabio!
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 0円〜(無料プランあり)
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ
- ガントチャート・スケジュール表を直感的な操作で作成可能
- 5ユーザーまで無料でプロジェクト数は無制限
- 年間一括払いで10%割引になる
株式会社Brabioが提供するプロジェクト管理ツールです。複数人・複数プロジェクトのスケジュールをガントチャートで横断的に共有することに強みを持ちます。無料プランがあり、初期費用も0円です。
こんな企業におすすめ:複数プロジェクトのスケジュール調整を効率化したいチーム
My Redmine|オンプレミス運用も可能な老舗ツール
My Redmine
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 10,000円〜
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ
- オープンソースRedmineの公式クラウドホスティングサービス
- チケット管理・ガントチャート・工数管理など開発現場の定番機能
- 最大1,000人まで利用できるスタンダードプラン
株式会社ファーエンドテクノロジーが提供する、オープンソースのRedmineをベースにしたプロジェクト管理ツールです。クラウド版に加えてオンプレミス運用にも対応でき、セキュリティポリシー上クラウドを利用しにくい企業でも導入しやすいのが特徴です。月額10,000円からとなっています。
こんな企業におすすめ:自社サーバーでの運用や高いカスタマイズ性を求める企業
Jira Software|アジャイル開発チームに強い課題管理ツール
Jira Software
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 0円〜(無料プランあり、有料は要見積もり)
- 無料トライアル
- あり
- 最短導入
- 要問い合わせ
- Freeプランは10ユーザーまで無料で利用可能
- アジャイル開発向けのスクラム・カンバンボード、スプリント管理
- Confluence等アトラシアン製品とのシームレスな連携
アトラシアン株式会社が提供する課題管理・プロジェクト管理ツールです。スクラム・カンバンなどアジャイル開発のフレームワークをネイティブにサポートし、バックログ管理やスプリント計画、レポート機能が充実しています。Confluenceなど他のアトラシアン製品ともシームレスに連携できます。Freeプランは10ユーザーまで無料で、上位にStandard・Premium・Enterpriseが用意されています。
こんな企業におすすめ:スクラムで開発を進めるチーム
Zoho Projects|5ユーザーまで無料、ガントチャートにも対応
Zoho Projects
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 0円〜(無料プランあり、有料は要見積もり)
- 無料トライアル
- あり(15日間)
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 5ユーザーまで無料で使える無料プラン
- AIアシスタントZoho Ziaによる業務支援
- ガントチャート・工数管理・タスク依存関係設定
Zoho Corporationが提供するプロジェクト管理ツールです。ガントチャートやタスクの依存関係設定、工数管理など基本的な機能に加え、AIアシスタント「Zoho Zia」による業務支援機能を搭載しています。Slack・Teamsなど外部ツールとの連携にも対応。無料プランは5ユーザー・プロジェクト3つまでをクレジットカード登録なしで利用でき、15日間の無料トライアルもあります。
こんな企業におすすめ:少人数で費用をかけずに始めたいチーム
OBPM Neo|PMBOKに準拠した国産の統合型ツール
OBPM Neo
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要見積もり
- 月額費用
- 105,000円〜(税抜)
- 無料トライアル
- あり(全機能利用可能)
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 日本国内でPMBOKに準拠した統合型プロジェクト管理
- ガントチャート・EVMによる進捗と採算の統合管理
- リアルタイムダッシュボードで複数プロジェクトを横断管理
株式会社システムインテグレータが提供するプロジェクト管理ツールです。日本国内でPMBOK(プロジェクトマネジメント知識体系)に準拠した数少ない統合型ツールとされ、ガントチャートやEVM(出来高管理)による進捗・採算・要員の統合管理が可能です。リアルタイムダッシュボードで複数プロジェクトを横断的に把握できます。月額は105,000円(税抜)からで、無料トライアルでは全機能を利用できます。
こんな企業におすすめ:採算管理まで含めて統制したいSIer
Smartsheet|スプレッドシート感覚で使えるグローバルツール
Smartsheet
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要見積もり
- 月額費用
- 要見積もり
- 無料トライアル
- あり(30日間、クレジットカード不要)
- 最短導入
- 要問い合わせ
- スプレッドシート感覚で使えるガントチャート・カレンダー・ボードビュー
- Smart Assist等のAI機能による業務効率化
- 上位プランでポートフォリオ管理・SAMLベースSSOに対応
Smartsheet Inc.が提供するプロジェクト管理・ワークマネジメントツールです。使い慣れたスプレッドシートのような操作感で、ガントチャート・カレンダー・ボードビューなど複数の表示形式を切り替えられます。Smart Assistなど生成AIを活用した機能も搭載。Pro・Business・Enterpriseなど複数プランがあり、料金は要問い合わせ。クレジットカード登録不要で30日間の無料トライアルを利用できます。
こんな企業におすすめ:Excel運用から段階的に移行したい企業
ClickUp|無料プランでも多機能なオールインワン型
ClickUp
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 0円〜(無料プランあり)
- 無料トライアル
- あり
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 無料プランでもカンバンボード・カレンダービュー・共同編集ドキュメントが利用可能
- 上位プランでガントチャート・ダッシュボード・工数管理を追加
- ClickUp Brain等のAI機能をオプションで利用可能
ClickUpが提供するプロジェクト・タスク管理ツールです。無料プランでもカンバンボード・カレンダービュー・共同編集ドキュメントなど幅広い機能を利用でき、上位プランではガントチャートやダッシュボード、工数管理などが追加されます。ClickUp BrainなどのAI機能もオプションで利用可能。Free Foreverは0円、Unlimitedは1ユーザー月額7ドル、Businessは12ドル(いずれも年払い)です。
こんな企業におすすめ:無料の範囲で機能を広く試したいチーム
Airtable|データベース感覚で自社仕様に組み立てられる
- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 0円〜(無料プランあり)
- 無料トライアル
- あり(無料プランで利用開始可能)
- 最短導入
- 要問い合わせ
- ノーコードでデータベース感覚のプロジェクト・タスク管理を構築
- オートメーションやAIエージェントによる業務自動化
- インターフェースデザイン機能で関係者向けの専用画面を作成
Airtable, Inc.が提供するノーコードのプロジェクト・業務管理ツールです。表計算とデータベースを組み合わせたような操作感で、タスク管理やプロジェクトの進捗管理を柔軟にカスタマイズして構築できます。オートメーション機能やAIエージェント、関係者向けの専用画面を作れるインターフェースデザイン機能も備えます。Freeプランは無料、Teamは1ユーザー月額20ドル、Businessは45ドル(年払い)です。
こんな企業におすすめ:既成のツールに業務が収まらない企業
プロジェクト管理ツールの料金相場
今回比較した10サービスの実勢価格をもとにすると、料金の目安は次のとおりです(2026年時点の調査)。
- 無料プランあり:Wrike、Jooto、Brabio!のように0円から始められるツールが多い
- 有料プランの下限:月額10,000円程度から(例:My Redmine)
多くのツールが無料プランまたは無料トライアルを提供しているため、まずは無料の範囲で操作感を試し、チームの人数やプロジェクト規模が拡大した段階で有料プランへの移行を検討するとよいでしょう。
プロジェクト管理ツール導入の流れ
- 現状の課題整理:進捗の見えにくさ、タスクの抜け漏れなど、解決したい課題を明確にする
- 候補の絞り込み:チーム規模・クラウド/オンプレミス・料金体系で2〜3サービスに絞る
- 無料プラン・トライアルで試用:実際にタスクを登録し、チームメンバーの使いやすさを確認する
- 本格導入と運用ルールの整備:タスクの命名規則やステータス運用ルールを決めてから全社展開する
プロジェクト管理ツールに関するよくある質問
Q. プロジェクト管理ツールの料金相場はどのくらいですか?
無料プランから始められるツールが多く、有料プランでも月額10,000円程度からが目安です。チーム規模や機能範囲によって料金は変動します。
Q. 無料プランだけで運用できますか?
小規模チームであれば無料プランでも十分運用できる場合があります。ただし、メンバー数やプロジェクト数の上限、利用できる機能に制限があることが多いため、事前に無料プランの範囲を確認しましょう。
Q. クラウド型とオンプレミス型はどちらを選ぶべきですか?
初期コストを抑えテレワークにも対応したい場合はクラウド型が有力です。自社サーバーでの厳格な運用が必要な場合は、My Redmineのようなオンプレミス対応型を検討しましょう。
Q. エンジニア以外のチームでも使えますか?
Jootoのようなカンバン形式のツールは直感的に操作できるため、エンジニア以外の一般的な業務チームでも導入しやすい設計になっています。
まとめ
プロジェクト管理ツールは、(1)チーム規模とプロジェクトの複雑さ、(2)クラウド/オンプレミス、(3)既存ツールとの連携、(4)無料プラン・トライアルの有無の4点を軸に選ぶことが失敗しないコツです。大規模チームの統率ならWrike、シンプルなカンバン型ならJooto(2027年7月31日で提供終了予定)、スケジュール共有重視ならBrabio!、オンプレミス運用が必要ならMy Redmineが有力候補です。まずは気になる複数サービスを無料プランで試してみましょう。
