期初に立てた目標が、期末の評価面談まで放置されていませんか。目標管理ツールを導入すれば、個人・チームの目標設定から進捗確認、フィードバックまでを一気通貫で管理し、目標が形骸化するのを防げます。
本記事では、主要な目標管理ツール4サービスを料金・機能・対象規模の観点から比較したうえで、目標管理ツールの基礎知識・MBOとOKRの違い・選び方・料金相場・よくある質問まで解説します。
目標管理ツールのおすすめ比較表
OKR専門のシンプルなツールから、1on1やエンゲージメント機能まで含む統合型まで特色が分かれます。自社が採用する目標管理手法に合わせて検討しましょう。
| サービス | 月額費用 | 初期費用 | 無料トライアル | 資料 |
|---|---|---|---|---|
Goalous
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30,000円〜 | 要問い合わせ | あり(15日間) | 資料請求ページ |
Co:TEAM
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1,000円/人〜 | 100,000円〜 | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
Wistant
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980円/人〜 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 資料請求ページ |
|
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330,000円〜 | 要問い合わせ | なし | 資料請求ページ |
目標管理ツールとは
目標管理ツールとは、個人やチームの目標設定・進捗管理・振り返りを支援するシステムです。目標管理は機能や価格帯の幅が広く、自社の運用スタイルに合わないツールを選ぶと定着せずに終わることも少なくありません。活用目的や社内体制に合ったポイントを押さえて選ぶことが重要です。
MBOとOKRの違い
MBO(目標管理制度)は個人の目標達成と評価を重視する手法で、日本企業で古くから人事評価と紐づけて運用されてきました。一方OKR(Objectives and Key Results)は、組織全体の方向性をそろえ、挑戦的な目標に全社で取り組むことを重視する手法で、GoogleやMetaなど海外テック企業での採用で知られています。両者は必ずしも二者択一ではなく、Goalousの「GKA」のように両方の考え方を発展させたハイブリッドな手法を採用するツールもあります。
目標管理ツールの主な機能
- 目標設定・共有:個人・チーム・組織の目標を階層的に設定し、全社で共有
- 進捗管理:目標に対する進捗状況を定期的に更新し、達成率を可視化
- 1on1・フィードバック:上司・部下間の1on1ミーティングを記録し、目標に対するフィードバックを蓄積
- ツリービュー表示:上位目標と下位目標の紐付けを樹形図で可視化し、OKRのようなピラミッド型の目標構造に対応
- ヘルスチェック:目標の達成状況や停滞を定期的にチェックし、早期の軌道修正を支援
目標管理ツールのタイプ
OKR専門・コーチング型
OKRの運用に特化し、外部コーチングと組み合わせて組織への定着を支援するタイプです。Resilyのように、クレジットカード決済で手軽に始められ、運用支援プランも用意されているツールが該当します。
ピープルマネジメント統合型
目標管理に加え、1on1・フィードバック・マネジメント分析までを一体で提供するタイプです。Wistantのように、MBO・OKRいずれの手法にも対応する柔軟性を持つツールが該当します。
独自手法・大手企業向け型
MBOやOKRを発展させた独自の目標管理フレームワークを採用するタイプです。Goalousの「GKA」のように、目標共有・活動共有・フィードバックを組み合わせ、大手企業への導入実績が豊富なツールが該当します。
エンゲージメント統合型
OKRによる目標管理と、従業員エンゲージメントの向上施策を統合するタイプです。MotifyHRのように、オンボーディングやエンゲージメント機能もあわせて提供するツールが該当します。
目標管理ツールの選び方4つのポイント
1. 自社が採用する手法(MBOかOKRか)
MBO中心の評価制度か、挑戦的な目標を全社で共有するOKR運用かによって、適したツールが変わります。両方に対応する柔軟なツールを選べば、将来の手法変更にも対応しやすくなります。
2. 自社のITリソースとの適合性
専門知識がなくても運用できるシンプルなツールか、コーチングなど手厚い運用支援を受けられるツールかを、社内の運用体制に応じて選びましょう。
3. PDCAをうまく回せるか
目標設定だけでなく、進捗確認・フィードバック・振り返りのサイクルを継続できる機能や運用支援があるかを確認しましょう。
4. 費用対効果
1人あたりの月額課金か、基本料金+オプション課金かで総額が変わります。従業員数や運用体制に見合った料金プランを選びましょう。
おすすめ目標管理ツール4選
ここからは、比較表で取り上げた4サービスの特徴を個別に解説します。
Goalous|独自手法「GKA」で大手企業に導入実績豊富
Goalous
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要問い合わせ
- 月額費用
- 30,000円〜
- 無料トライアル
- あり(15日間)
- 最短導入
- 要問い合わせ
- OKR・MBOを発展させた独自手法「GKA」を採用
- 目標共有・活動共有・フィードバック機能を一体で提供
- 大手企業を含む導入実績1,000件以上
株式会社Colorkrewが提供する目標管理システムです。OKRやMBOを発展させた独自の目標管理手法「GKA(GOAL・Key Result・Action)」を採用し、トヨタ通商やJTBビジネスイノベーターズなど大手企業を含む1,000件以上の導入実績があります。基本料金は月額30,000円からで、15日間の無料トライアルがあります。
こんな企業におすすめ:目標共有と活動の可視化をあわせて重視する中堅・大手企業
Resily|OKRとコーチングを組み合わせた専門ツール
- 初期費用
- 0円
- 月額費用
- 1,500円/人〜
- 無料トライアル
- あり(20日間)
- 最短導入
- 要問い合わせ
- OKR運用にコーチングを組み合わせて組織への定着を支援
- クレジットカード決済対応で商談なしに導入可能
- OKR・1on1のノウハウを学べる運用支援プランも用意
株式会社Resilyが提供するOKR専門の目標管理ツールです。ツール提供だけでなくコーチングを組み合わせ、組織へのOKR定着を支援します。1人あたり月額1,500円のスタンダードプランはクレジットカード決済に対応し、20日間の無料トライアルで全機能を試せます。
こんな企業におすすめ:OKRを初めて導入し、専門的な運用支援も受けたい企業
Wistant|目標管理・1on1・フィードバックを一体化
Wistant
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要問い合わせ
- 月額費用
- 980円/人〜
- 無料トライアル
- 要問い合わせ
- 最短導入
- 要問い合わせ
- MBO・OKRなど様々な目標管理手法に対応
- 上位・下位目標をツリービューで可視化
- 1on1・フィードバック・マネジメント分析を一体で提供
RELATIONS株式会社が提供するピープルマネジメント支援ツールです。MBO・OKRいずれの手法にも対応し、上位・下位目標をツリービューで可視化できます。1人あたり月額980円のベーシックプランには、目標管理・1on1・フィードバック・マネジメント分析などが含まれます。
こんな企業におすすめ:目標管理と1on1・フィードバックをまとめて低コストで始めたい企業
MotifyHR|OKRとエンゲージメント向上を統合支援
MotifyHR
★★★★★★★★★★- 初期費用
- 要問い合わせ
- 月額費用
- 330,000円〜
- 無料トライアル
- なし
- 最短導入
- 要問い合わせ
- 四半期ごとのOKR設定・目標と成果の記録に対応
- エンゲージメント機能・オンボーディング機能も統合
- 上位プランはOKR+1on1機能を搭載
株式会社アックスコンサルティングが提供するツールです。四半期ごとのOKR設定・記録に加え、エンゲージメント機能やオンボーディング機能もあわせて利用できます。無料プランはなく、有料プランは330,000円からとなっています。
こんな企業におすすめ:OKRとエンゲージメント施策を統合的に管理したい企業
目標管理ツールの料金相場
今回比較した4サービスの実勢価格をもとにすると、料金の目安は次のとおりです(2026年時点の調査)。
- 1人あたり課金の低価格帯:月額980円〜1,500円程度から(例:Wistant、Resily)
- 基本料金+オプション型:月額30,000円程度から(例:Goalous)
- 統合型・大規模型:330,000円程度から(例:MotifyHR)
1人あたり課金のツールは少人数のチームから始めやすく、基本料金型は組織全体での本格導入に向いています。自社の従業員数と予算に応じて比較しましょう。
目標管理ツール導入の流れ
- 採用する手法の整理:MBO・OKRのどちらを軸にするか、または併用するかを決める
- 候補の絞り込みと資料請求:運用支援の要否・料金体系で2〜3サービスに絞る
- トライアル導入:一部チームで試験運用し、目標設定から振り返りまでのサイクルを回してみる
- 全社展開と運用定着:目標設定の頻度やフィードバックのルールを整備したうえで全社に展開する
目標管理ツールに関するよくある質問
Q. MBOとOKRはどちらを選ぶべきですか?
個人の目標達成度を評価と直結させたい場合はMBOが向いています。組織全体で挑戦的な目標に取り組み、方向性をそろえたい場合はOKRが向いています。Wistantのように両方の手法に対応するツールを選べば、将来的な変更にも対応しやすくなります。
Q. 目標管理ツールの料金相場はどのくらいですか?
1人あたり月額980円〜1,500円程度の低価格帯から、月額30,000円程度の基本料金型、330,000円程度からの大規模統合型まで幅があります。自社の従業員数と必要な機能範囲によって選びましょう。
Q. 人事評価システムとの違いは何ですか?
人事評価システムが評価シートの作成・集計に主眼を置くのに対し、目標管理ツールは目標設定から進捗管理、1on1・フィードバックによる日々のマネジメントプロセスに重点を置く点が異なります。
Q. 無料トライアルはありますか?
Goalous(15日間)やResily(20日間)のように無料トライアルを提供しているツールもあります。MotifyHRのように無料プランを提供していないツールもあるため、事前に確認しましょう。
まとめ
目標管理ツールは、(1)自社が採用する手法、(2)ITリソースとの適合性、(3)PDCAを回せるか、(4)費用対効果の4点を軸に選ぶことが失敗しないコツです。大手企業での実績を重視するならGoalous、OKRの専門的な運用支援を求めるならResily、1on1まで含めて低コストで始めるならWistant、エンゲージメント施策も統合したいならMotifyHRが有力候補です。まずは気になる複数サービスの資料を取り寄せて比較しましょう。